夏休み明けの14日から昨日(17日)まで、丸4日、八ヶ岳オフィスで仕事に没頭。昨日は、兎に角、「爽やかで静かな日」だったので、計画以上に仕事がはかどった。午後4時前には資料作成に一区切り付いたので、ちょっと休憩した後、午後4時40分過ぎに富士見の町にD4の給油や買い出しに出掛けた。
八ヶ岳オフィスと富士見町中心部の往来には、ほぼ等距離の4つのルートがある。往路は鉢巻道路経由の最も北寄りのルート(第1ルート)を走った。復路は八ヶ岳を遠望したくなったので、県道17号を通る「第3ルート」を選択。オフィス周辺には八ヶ岳の雄大な姿を堪能できる絶好のスポットが幾つかあるのだが、残念ながら電線や民家等、人造物が視界に入ってしまうケースが少なくない。
この第3ルートでは、富士見の町からオフィスに向かう途中、本郷小学校を過ぎた後、左に大きく曲がるカーブを通過すると、左手に、それはそれは素晴らしい八ヶ岳の姿が現れる。無粋な電線の類がまったくなく「人造物が少ない」という意味では、この地点がNo.1であり、私は道路脇のスペースにD4を駐めて、八ヶ岳をしばし仰ぎ見る(拝むかな?)事が多い。
秋の気配が漂い始めた昨日の「八ヶ岳の美しさ」は格別だった。5分程、爽やかな八ヶ岳の風情を堪能した後、オフィスに向かった。
オフィス着は5時半ちょうど。枕木テラスに立って西の方向を見ると、桜、白樺、山栗の枝が形作る円形のスポットに、夕陽が見事にスッポリと嵌まっていた。
「樹の枝を額縁にした夕陽のアートだな。」と思わず呟き、これにも見入ってしまった。ああっ、セトロニンが分泌されている…
仕事に真面目に取り組むと、八ヶ岳はこんな感じに、私に「ご褒美」をくれる。それは、都会のオフィスでは決して味わう事の出来ない「至福の時間」だ!