仕事の合間「小さき花々」を愛でる

予定外の仕事の対応に、結局、ほぼ丸2日を使ってしまった。今日から決算分析作業に本格的に着手。

もっとも、決算短信のダウンロードやXBRL化された財務データの取り込みは自動化しているので、あとはマクロを使ってトリグラフ・リサーチ流の分析フォーマットに整形すればよい。

2017 BPR プロジェクトで、使い勝手を大幅に向上させたので(手間暇掛かったが)、決算分析のための土台作り作業は、10年前と比較すると、おそらく、4分の1位の時間に短縮できている。

30年前と比較したら…想像もつかないな。何しろ、まだ短信はPDF化されていなかったし、すべては手入力作業だったのだから。

決算分析作業中は、どこかにふらっと遊びに行きたくなる欲求をグッと堪える。ほとんどは八ヶ岳オフィスに籠もりきりになり、富士見の町への買い出しと「鹿の湯」通いのみになる。

昨日の夕方、富士見に3日分の買い出しに出掛けた。途中、鉢巻道路で「ヤマザクラ」とおぼしき白い花が至る所で満開になっており、短い時間であったが「お花見ドライブ」を楽しむ事が出来た。

山籠もり期間中の数少ない息抜きのひとつは「八ヶ岳オフィス敷地内の散策」である。

ソメイヨシノの満開から3週間近くが経過したこの時期は「小さき花々」がひっそりと、そして可憐に自己主張する時期だ。

樹木の大きさとは関わりなく、個々の花のサイズが限りなく「控えめ」なのが愛らしい。

午前中の分析作業が順調に進んだので、軽い昼食の前に敷地内を10分程散策し、iPhone Xでマクロ撮影。これら「小さき花々」に癒やされた。

小さな赤いリンゴを実らせる「アルプス乙女」
「カリン(花梨)」 亡き愛犬カリンの記念樹
財産区林と敷地境界付近に群生している「ヤマブキソウ」
敷地内に3本生えており、現在、ほぼ満開の状態にある。おそらく「ヤマザクラ」の一種だと思うのだが…この花だけは、どうも樹種判定に自信がない。
「ヒメカジイチゴ」 敷地内の至る所にある。赤い小さな実も楽しめる。
「イヌザクラ」 この樹は「ウワミズザクラ」とよく似ているんだが、森林インストラクター的には「イヌザクラ」と判断

ヤマボウシの総苞やブッドレアの花穂など、大きな花の「華やかさ」を味わうのは、もう少し「夏」が近付いてからだ。

今の季節は「小さき花」をひっそりと愛でるのがお洒落である!

小さき花々 大好き、My favorite things !