『週末小細工の楽しみ』iPad Pro 10.5用にノートカバーを改造

講演・小旅行と移動が続き、思えば「週末小細工の楽しみ」から、ちょっと遠ざかっていたなぁ… 昨晩10時過ぎになって、遂に小細工欲求が高まり抑えられなくなってしまった。

デジタルガジェットが大好きな私は、ノートPC、タブレット、スマホ等々、現在は7台をTPOに応じて使い分けている(新旧wenaは除いている)。1年前に、TRIGLAV 2017BPR PROJECThttps://triglav-research.com/?p=16282)に取り組んで、Mac Book Airや長年慣れ親しんだMoleskineの引退を目論んだ。Molesikineとの決別は実現したが、Mac Book Airを始めとするデジガジェ系との縁を切るのは難しく(そもそも便利なのだから…)、結局、お別れできなかった。それどころか、この1年でさらにガジェットのラインアップは拡充し、役割はより細分化している。

一時期は、SONYのXperia系が勢力を拡大し、Apple系ガジェットは、Mac Book AirとiPad miniという状況に追い込まれた事があった、だが、iPad Pro & Apple pencilという超強力タッグの登場により、戦況は一変。昨年12月に Xperia Z5を iPhone Xに機種変更し、遂に、Xperia系ガジェットは全滅した。

弊社において我が世の春を謳歌する Apple系ガジェット一門は、すべてお揃いのスーツを纏い、さらにはそれぞれにフィットした「特注のコート」も羽織っている(この辺りについては、今後、Lifehackの部屋で紹介して行く予定だ)。

現在、主力ガジェットとして、常にお供にしているのが、iPhone X と iPad Pro 10.5(以下、Pro10.5)である。Pro 10.5を使い始めたのは、昨年10月からだが、その絶妙なサイズと処理速度の速さに加え、Apple Pencilの機能をフルに活かしてくれるノートアプリ「Note Always」との出会いも相俟って、あっという間に「私の一番のお気に入り」となってしまった。

Pro10.5は、B5よりもやや小さいサイズなので、B5ノートカバーに挟んで持ち歩くのが便利(お洒落)と判断。

11月に、ブライドルレザー製のノートカバーを2冊購入(ブラックがビジネス用、チョコがプライベート用)。長いお付き合いの名入れ業者さんに社名の名入れをお願いし、準備万端。

革製品を購入する際の優先順位は ①MONTBLANC(ビジネス用) ②コードバン ③ブライドルレザー と決めている。今回は、ブライドルレザーのB5、ブラックとチョコを購入。名入れ業者さんとはもう10年以上のお付き合いになる。

Pro10.5のパートナーとして、日本生産性本部のB5サイズ薄型マンスリーカレンダー(現在「紙系文具の最後の砦」)を選択し、年明けからは、この「3点セット」を常に持ち歩くようになった。そして早1ヵ月が経過。新しい「お供三銃士」の要改良点が、講演出張等を通じて浮かび上がってきた。

①長年のMoleskine使用で慣れ親しんだ「表紙を挟み込むゴムバンド」がどうしても欲しい。と言うか、無いと落ち着かない。
②ペンホルダーにApple pencilを差しているが、これがぶらぶら動いて気分が悪い。
③マンスリーカレンダーに仮予定を書き込むためのシャープペンシル付き複合ペンを一緒に持ち歩きたいが、Apple pencilがペンホルダーを占有しているため収納場所がない。—の3点である。

普通のガジェット好きや文具オタクであれば、「まあ我慢しよう。」で済ませるかもしれないが、「小鉢男のこだわり」は「自前の改造」へと突き進む事になる(これはいつもの事である)。勿論、改造のための工具や小物類は、八ヶ岳オフィスにも川崎自宅の書斎にも常備している。

まずは、表紙留めのゴムバンド。これは、常備している「ミドリのクリップバンドhttp://www.midori-japan.co.jp/products/2015_17.html)」を分解して改造しよう。黒い金具はブラックのノートカバー、金の金具をチョコに組み合わせるのがお洒落だな。ゴムの長さがB5サイズには足らないので、Cloverの替えゴムの5mmに替えようか?確か、黒と茶色系の在庫はオフィスにあったよな…

ミドリのクリップバンドは3色を常に常備。ノートやブックカバーにバンドが欲しくなった時は、分解してピッタリの長さのゴムに付け替える。ゴムも数種類の色を揃えてある。

Apple pencilには、磁石入りのカバーを付けてあるので、ぶらつき防止にはノートカバーに金具を貼り付ければ良いな。邪魔にならないの薄い金具も4~5枚在庫があったはずだ。複合ペンは、LAMYの細いタイプだったら、ノートカバーの上辺にピッタリ収まるはずだ。Pro10.5がB5よりちょっと小さいのが幸いしているぞ!

Leuchtturmのペンループ(https://bundoki.com/?pid=20853536)の黒、オフィスにまだ有ったっけ?良かった。1つ残ってた。こいつは、ノートカバーではなく、マンスリーカレンダーの方に貼ろう。

ペンループも4~5種類の色が常にあるかな? マグネット用の金具も厚さ、形状が違うのがゴチャゴチャ有る。ネオジウム磁石は上手く使いこなせば重宝だ。

といった具合に、流れるように改造の手順が頭に浮かんでくる。ちょいちょいさささっと、ノートブック2冊の改造を完了。

あっという間に小細工完了!ゴムバンドの色がそれぞれのノートカバーに見事にフィットしている。「小鉢男の小細工」とは、こういうものなのである!

「完璧!超お洒落じゃん」と自己満足。「快適に仕事をするためには、どんな些細な事にも、工夫・改善の努力を怠ってはならない!」—これも私の信条である!