2013年7月10日、オフィス基礎工事もこの日を含めて残すところ2日となった。朝から独立基礎工事の後半戦が始まり、11本のボイド管に生コンが注がれていった。
独立基礎工事の終了後は、敷地の整地作業。現場監督さんに、ダメもとで庭の整地作業をお願いしたら、引き受けていただいた。
オフィス建設予定地に積み上がった掘り起こした土の山と庭にあった幾つかの窪地が土の量的にバランスするだろうとの読みがあった。業者さんも残土処理の手間とコストが省けるはずと考えた上での、まあ無理筋のお願いである。
結果は予想通り。庭にあった切り株の掘り後はきれいに均され、庭スペースのかつてのシンボルツリー「サワグルミ」の残骸であった切り株も撤去。約200坪の平行四辺形の庭スペースはガーデニングが楽しみになるような敷地に変貌した。
セルフビルドの作業が終了したら、ここに寝転んで空を見上げる事が出来るスペースをつくろうと思い付いたのはこの時だった。この構想は、2014年の10月に、人工木材製フラットベンチの設置という形で実現し、その後は、庭における「風の通り道」として、私のお気に入りスペースのひとつとなるのだ(https://triglav-research.com/?p=15919)。
基礎工事編16日目の詳細については、こちらをご覧頂きたい。→ https://triglav-research.com/?page_id=18637
トリグラフ・リサーチ 稿房主【オフィス・セルフビルド回顧録】