昨日は八ヶ岳オフィスにしては珍しく、1日愚図ついた天気だった。今日は朝から雨も上がり、オフィス周辺は柔らかな陽がさしている。朝から庭を散策。空を見上げて決めた。そうだ、今日から、「稿房通信」の新コンテンツ【樹の家への途】を正式にスタートさせよう!
新コンテンツの根幹は文字通り「樹の家(ツリーハウス)」である。既に、トリグラフ・リサーチの次期DIYプロジェクトとして、正式決定はしているのだが、着工時期は「未定」。業務多忙で時間がないし、「ツリーハウス作り」の基本的知識や技能の蓄積もない。
今後3~4年は、ジックリと、①全国のツリーハウスの実物を見て回る ②その間に、DIYのためのスキルを磨く事 に専念しようと思う。あせらずとも、既にツリーハウスの建設予定地は確保済みである。本宅メインウッドデッキ、オフィスウッドデッキから共に見下ろす事が出来る約100坪の三角地だ。
八ヶ岳の敷地の西側に位置し、元々は、松や広葉樹が密生しており、一見すると「手入れのされていない財産区林」といった感じのスペースであった。そこを思い切って大量に木を伐採し、下草を整理し、数年かけて、ツリーハウス向けの土地に仕立て上げてきたのである。
そもそも、八ヶ岳オフィスの敷地約600坪は、本宅敷地の300坪を購入した後に、まずは、主に庭(の拡張)となる200坪、次にこの三角地の大半をなす100坪と、2回に分けて追加購入し、現在の姿となっている。最後の100坪の購入は「ツリーハウス」のためと言っても過言ではない。
ツリーハウス建設予定の樹間中央に立って、空を見上げた。周辺の樹木がドームのような雰囲気を形成する中、樹間から青空を垣間見る事が出来る。私は、こういうスペースが欲しいのだ!
周辺には、敷地内のこのエリアのシンボルツリーとするために、既に紅葉の美しい「シュガーメイプル」と「ニセアカシア」も植えてある。実際は、こんな具合に「ツリーハウス・プロジェクト」は既に動き出しているのである。
新しい事を始める際には「まずは『本』から入って、徹底的に事前リサーチする」というのが、私の嗜みである。これまでツリーハウス関連で精読(精見かな?)した書籍は7冊。どれも素晴らしい造形のツリーハウスの写真が盛り沢山で、憧れは募る一方だ。この中から、着工までに何棟位を見て回る事が出来るだろうか…
トリグラフ・リサーチ 稿房主
【樹の家への途】