今日が「仕事始め」です!

「TRI稿房通信」読者の皆様 遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。弊社(トリグラフ・リサーチ)は、今日が仕事始めとなりますので、この場でご挨拶申し上げます。本年もよろしくお願い致します<(_ _)>。

昨年は、12月の第4週まで講演活動が続き、師走にもかかわらず、東北から九州まで、全国各地を飛び回っていた。1月からの講演資料作成のため、12月24日から28日までは八ヶ岳オフィスで缶詰状態。29日の朝に富士見町で所用を済ませた後、川崎自宅に戻り、年末年始(30日~4日)は久し振りにノンビリとした日々を送る事が出来た。

今週末には八ヶ岳オフィスに出社するのだが、来週後半からはまた「地方巡業」の日々がスタートする。自宅滞在も今日で8日目。ちょうど八ヶ岳オフィスが恋しくなる頃合いである。こういう時は、オフィスに設置したPlanexのカメラ経由でオフィス周辺の状況を確認する。

Planexの「カメラ一発」というアプリを使えば、八ヶ岳オフィス内外の状況は、全国どこにいても何時でも、PCやスマホで確認できる。動体感知録画・通知機能、暗視機能、カメラ角度の変更機能などが付いているタイプもあるので、色々な種類のカメラを組み合わせて、システムを構築している。

八ヶ岳本宅屋根にさす太陽光のハレーションから、今日も八ヶ岳西麓は快晴である事がわかる。枕木テラスの上には雪の欠片も見えないので、やはり「異例の暖冬」状態が続いているのだろう。ちょっと気になるのが、本宅からメインウッドデッキの状況を映すカメラだ。何故か窓枠が映っていてる。 このカメラは固定式なので、こんなアングルの画像が送られてくるはずはないのだが??最近多い地震でカメラが動いたのかな?オフィスの内部は特に異常はないようだが… なんて事を考えながら、朝から自宅で資料整理に取り組んでいる。

おっと、トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所のデータもチェックしなくちゃ。外気温はマイナス4.4℃。室内気温もさすがに8日も留守にしていると4.8℃まで下がっている。気圧、室内外湿度、体感温度、露点、そしてオフィス内のCO2濃度と静けさ、別画面では、降水量、風向、風速まで確認できる。こういった情報が、スマホや携帯タブレット端末で日本全国どこにいてもすぐに確認できる。かつ、システム構築コストは驚く程に安価になっている。

こちらはお馴染みの「トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所」のデータ第1画面。朝と晩、タブレットでスクリーンショットすると、IFTTTで自動的にEvernoteのLifelogノートブックに保存してくれる。Lifelogデータの有用性は、ダイエットに取り組んで以来、実感している。画像と客観的データで構成された「日記」がほぼ自動的に作成されるのだ!

IoT(Internet of Things)の利便性を実感するために、身銭を切って(といっても会社経費だが)導入・実践しているのだが、その進化の早さには驚くばかりだ。実は、前回八ヶ岳滞在時に、オフィスの洗面台とトイレの凍結を防止するために、スマホでヒーターのスイッチをオン・オフ(或いはサーモスタット作動)できる仕組みを導入しようかと考えた。AppleのHomekit対応コンセントをAmazonでポチッと注文する直前まで行ったのだが、どうも機器の信頼性に関するレビューがイマイチだったので、珍しく導入を見送った。とりあえず今年の冬は、デジタルタイマーでオン・オフを交互に繰り返す、超古典的な技法で乗り切ろう! と、まあこんな感じで、個人の生活の「在り方」や「仕振り」が、些細な部分からどんどん変わりつつある。

私個人の生活がこうなのであるから、銀行業界に押し寄せる「FinTechの大波」の影響は、さらにもの凄いものになるのが確実だ! 昨年は、FinTechについての造詣を深める事を最優先した1年だった。そのため、トリグラフ・リサーチの「ネットを通じた情報発信活動を捨てた年」とした(確信犯!)。FinTechに真面目に取り組んで1年、「銀行業界にとってのFinTech」という観点からは、既に「鳥瞰図」を描き終えている。もう評価の枠組がしっかりと組み上がったので、これから先は情報のアップデートで十分だろう。

そんなわけで、今年は「TRI稿房通信」を通じた情報発信の頻度をもう少し高めようと考えている。勿論、会社開業初年度のように「ほぼ毎日情報発信」する程の時間的余裕はないが、読者の皆さんの満足度を高められるよう、それなりに精進するつもりなので、時々、https://triglav-research.com/ をクリックして欲しい!

トリグラフ・リサーチ 稿房主
【八ヶ岳ライフ】