先週の水曜日から金曜日まで3日連続で東京でお仕事。朝から晩まで、講演、プレゼン、取材に決算説明会出席、さらにはランチ、ディナーと予定がギッシリ。最後のイベントとなった地銀の東京支店長さん向けセミナーとその後の懇親会@六本木ヒルズクラブを終えて、新百合ヶ丘の自宅に帰り着いたのは午後9時半ちょっと前だった。
当初は、そのまま八ヶ岳に向かう予定だったのだが、さすがに疲れたので計画変更。結局、土曜日(28日)の朝7時半に家内と自宅を発ち、八ヶ岳オフィスに9時半前に到着。このところ、土日も決算分析作業に没頭していたので、28日・29日は完全休養日にする事とした。
「さて、どこに行こうか?」と思案。すぐに思い付いたのが、「蓼科高原 バラクラ イングリッシュ ガーデン(http://barakura.co.jp/)」だった。八ヶ岳本宅を購入した際にお世話になった不動産屋さんから「八ヶ岳西麓界隈のお勧めスポット」のひとつと紹介されていたのだが、何故か、未訪問のままとなっていた。社主である家内に口頭稟議を回すと、即座に承認が下りた。テニスの次にガーデニングが好きなので、まあ予想通りだ。
同じ別荘街区→鉢巻道路→八ヶ岳エコーライン→八ヶ岳ビーナスライン→バラクラガーデンとドライブを楽しむ。ナビでは19kmの行程と表示されたが、八ヶ岳山麓のドライブウェイを走り継ぐので信号などほとんどない。20分も要せずに、目的地 バラクラ ガーデンに到着した。
案内所で入園料 800円を払おうとしたら、キャンペーン期間中で、通常3,000円の年間フリーパス券が 1,500円で販売中である事を知る。エントランス通路には、この施設が年間を通じて利用可能な事を示す「バラクラの四季」なるパネルが飾ってあった。「な~んだ。冬期休業じゃないんだ。20分の距離で、年中無休なら年間フリーパス買っちゃおう!」と即決定。
約10,000㎡の敷地内の探訪(八ヶ岳オフィスの5倍もの広さだ)を開始。家内は、バラ満開のシーズンと予想していたようだが、ちょっと時期的に早かったようだ。でも、園内は、新緑がとっても美しい。
シンボルツリーである「アカシア」の楕円形で小ぶりな葉のYellow-greenに心惹かれる。グランドには、様々な種類のホスタが効果的に配してあり、庭作りの参考になる。
「おおっ、なんだ、この白いボールみたいな花の木は?」と呟くと、すぐさま社主から「オオデマリよ。あなたガーデンコーディネーターとかいう資格も取ったんじゃないの!」という叱責が… やはり、ガーデニングに関する知識では、家内の足元にも及ばない。
敷地内には、何カ所かに「池」が配してあり、これがまたお洒落だ。敷地の広さでも樹種の豊富さでも、我が八ヶ岳本宅&オフィスとは雲泥の差ではあるが、一方で、白樺を中心とした広葉樹・針葉樹については共通するものが多い。「足らないのはアカシアとメイプル系かな?」なんて事を考えながら、ガーデンとショップを1時間15分程散策。気が付けば12時半を少し回っていた。
稟議不要で園内のカフェでランチを楽しむ事とした。注文したのは、シチューランチ(1,080円)。私は、食べ物にはまったく興味も拘りもない(除く蕎麦)が、ハッキリ言って、シチューが見た目以上に濃厚でとても美味しかった。
デザートは、バラソフト(334円)。私は、ソフトクリームには極めて興味があり拘りも大きいが、甘さ抑えめの上品な味わいの中に、ほんわりとバラの香りが… 「うっ、美味い。超当たりだ!」。でも、どうして八ヶ岳界隈のソフトクリームは、どれも美味なんだろう? 牛乳が新鮮かつ濃厚なのかな?? なんて事を考えてしまう。
食後に社主様はお買い物。私も「アカシア」と「ノルウェー・メイプル」の1m強の苗木を買おうかとちょっと迷った。「植えるとしたら、敷地のどこにしようかな? 鹿除け対策も必須だな。」等々を考慮して、今回は見合わせ。フリーパス券購入したので、両樹種についてもう少し調査・研究してから、次回来た時に決めよう!
D4でバラクラガーデンの駐車場を発ったのは、1時20分過ぎだった。2時間強の滞在時間があっと言う間に終わった感じだ。
今年1年(年度ではなく暦年)、仕事のために割り当てた「勤勉性」「継続性」等は、まだ5月なのに、ほとんど「Empty」状態だ。八ヶ岳ライフで充電しで、なんとか誤魔化しつつ、残った7ヵ月を乗り切らねばならない!
トリグラフ・リサーチ 稿房主
【八ヶ岳ライフ】