現在、弊社の最優先課題は「ビジネス用HP」の1日も早い本格運用開始である。先週は、12日(火)~14日(木)と、3日間の東京での初勤務@六本木を終えた後、15日からは八ヶ岳オフィスで山籠もり。朝から晩まで、ビジネス用HPの作成・構築に取り組んだ。今週は20日から2泊3日で、近畿圏トリップがあるため、当初は今日の夜に川崎自宅に戻る予定であった。が、事態が急変。丸1日早い「帰宅」となり、今日は朝から、川崎自宅の書斎で仕事をこなしている。
昨晩は、午後8時少し前に最寄りの温泉「鹿の湯」へ行き、9時ちょうどにオフィスに戻った。この時点では曇り空で、星がまばらに見える程度の天候。午後から雪がぱらつくとの予報だったが大ハズレ。快晴ではなかったものの、薄曇りで本当に穏やかな1日であった。そのまま本宅に向かい、タオル等々を洗濯機に放り込んでスイッチ・オン。その後、オフィスで録画しておいた「真田丸」を鑑賞していたのだが、9時半頃に洗濯物を干しに本宅に戻ると、雪がパラつき始めていた。着ていたフリースに舞ってきた雪が纏わり付く。ジメッと重い感じの雪で、なかなか溶けない。
「ああ、嫌な感じの雪だ…」 私は、人間でもモノでも「サラッと軽い感じ」が好きだ。その対極の雰囲気を漂わせる雪で、とても「不吉」に思えた。そこで、瞬時に決めた。「予定を1日は早めて、すぐに自宅に帰ろう!」と… こういう閃きや思い付きがあった時は、迷いや躊躇は禁物だ。洗濯物を干して乾燥時間を6時間にセットすると、すぐに水抜き作業に取りかかった。急いで帰り支度を済ませ、八ヶ岳オフィスを発ったのは9時55分。我ながら見事な手際である。嫌な予感は見事に的中!わずか30分弱で天候は激変し、鉢巻道路は既に「吹雪」状態に。小淵沢インター手前のセブン・イレブンに着いたのは午後10時5分。コンビニの駐車場は雪で覆われ、愛車D4のボンネットも、雪で白くカラーリングされていた。
小淵沢インターから中央道に乗ったのは、10時15分をちょっと過ぎた頃だったろうか。ここで家内に電話を入れる。温泉に行く前に「明日(18日)戻るよ。」と話したばかりであったが、急な予定変更にも家内はまったく驚かない。私の思い付きや閃きによる「見事な(節操のない)掌返し」に彼女は慣れきっており、かつ、それが「概ね吉」となる事も経験でわかっているのだ。中央道も既に「ブリザード」で、50km速度規制 & 場所によってはチェーン規制となっていた。非道い雪は双葉SA手前までで、甲府辺りは雨だった。「あれっ、今回は勘が外れたかな?」と思ったのは束の間、釈迦堂PAを過ぎた辺りから再び雪が激しくなり、笹子トンネル以降の行程は再び「吹雪」となり、そんな状態が八王子インターのちょっと前まで続いた。速度規制の中、安全運転に徹したため、川崎自宅に着いたのは0時15分過ぎ。コンビニや釈迦堂PAへの立ち寄りを除けば、正味2時間10分の「雪中帰宅」と相成った。
昨晩就寝したのは午前1時半過ぎ、今朝目覚めたのは7時半ちょっと前だった。軽い朝食を済ませてから、書斎に向かう。リビングで見た朝のニュースで、各地で交通が大混乱、中央道は上野原ICから先の下り方面が「通行止め」ある事は確認済みである。「八ヶ岳オフィスの状況はどんなだろう?」と不安に感じ、デスクトップPCで5台設置してあるビューカメラをチェック。5台の内、枕木テラスを映し出すカメラは、遠隔操作で視野をコントロールできるようになっている。そのカメラで枕木テラスとファイヤープレイス(下掲上)、そしてオフィスのエントランス周辺(下掲下)を撮影。ご覧の通り、昨日までの「異様な暖冬・雪無し」状態から一変、オフィス周辺は「積雪20cm」といった感じだろうか…
そして、11時半過ぎの写真が以下だ。積雪はさらに増し、30cm位になっているように思える。こうなると、いくらタフなD4でも、移動はちょっと難儀だな。
今回も閃きによる「掌(てのひら)返し」は『吉』であったようだ!
トリグラフ・リサーチ 稿房主
Maple Life