朝、気が付けば『初雪』

トリグラフ流ダイエットの根幹のひとつをなすのは「Walking」である。今朝も、オフィスに置いてある電動ウォーカーで、朝イチ30分、約2.3kmの軽い歩行を終えた。その後、ブラインドを開けてビックリ。オフィス周辺の景色が真っ白なのだ。「ええっ、雪か…」と思わず呟いてしまった。昨晩、「鹿の湯」から戻ったのは確か8時半過ぎ。あの時は、満天の星空だったのだが、深夜から早朝に掛けて、初雪が降ったのであろう。

まずは、オフィスエントランスのウッドデッキから、枕木テラスの様子を1枚撮影。積雪量は2cm弱といったところだろうか? 落ち葉を完全に覆い尽くす程の量ではないので、このまま春まで残る事はなさそうだ。だが、トリグラフ的には、正式に「今年初の積雪認定」と相成った。

オフィス・エントランスのデッキから枕木テラスを見てビックリ。昨晩、午後8時半頃は、満天の星空だったのに... 庭の落ち葉を掃き集める前に雪が降るとは想定外。暖冬に油断したのが失敗だった。
オフィス・エントランスのデッキから枕木テラスを見てビックリ。昨晩、午後8時半頃は、満天の星空だったのに… 庭の落ち葉を掃き集める前に雪が降るとは想定外。暖冬に油断したのが失敗だった。

次に、8月下旬に開業した「トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所」のデータを確認した。室内温度(中段)は25.3℃であるため気が付かなかったが、外気温(上段)はマイナス1.6℃まで下がっている。体感温度はなんとマイナス8℃。こりゃ、雪も積もるよな。妙に納得してしまった。

8月下旬に開業した「八ヶ岳西麓気象観測所」は、これまでのところ、トラブル等まったく無くフル稼働。日本全国どこにいても、オフィス周辺の気象環境が、ほぼリアルタイムで観測できるのは、本当に便利だ!
8月下旬に開業した「八ヶ岳西麓気象観測所」は、これまでのところ、トラブル等まったく無くフル稼働。日本全国どこにいても、オフィス周辺の気象環境が、ほぼリアルタイムで観測できるのは、本当に便利だ!

しかしまあ、この私設気象観測所は本当にスグレモノだ。開業以来トラブルも電池交換も皆無。日本全国どこにいても、ほぼリアルタイムで、オフィス周辺の気象状況を伝えてくれる。雨は凍ってしまうので、12月に入ってから「降雨量計」は取り外して室内で休眠中だが、これも稼働時にはかなり正確なデータを記録し続けていた。来年には、国内でも「風速計」が販売されるようになるだろう。そうしたら、すぐに購入しよう。あと欲しのいは「地震計」なのだが、netatmoシリーズのラインアップに加わる事は無いだろなぁ…

昨晩、D4車内に、Xperia Z Ultraを置き忘れてしまった。充電しなくっちゃと気付き、駐車スペースに向かう。あ~あ、ボンネットに小さな氷柱が垂れ下がっているよ。昨晩は相当に冷え込んだんだな。いよいよ、D4が大活躍する季節を迎える。八ヶ岳西麓 標高1,300mの過酷な冬の環境の中で、こんなに頼りになる車は滅多にないと思う。毎年11月第1週に、スタッドレス・タイヤに換装する習慣なので、既に、積雪への対応は万全なのだ。

D4のフロントガラスは雪で覆われ、ボンネットからは、小さな氷柱が何本か垂れ下がっている。これからの季節、「頼りになる車」という意味では、TOYOTA Land CruiserとD4が双璧だろう。
D4のフロントガラスは雪で覆われ、ボンネットからは、小さな氷柱が何本か垂れ下がっている。これからの季節、「頼りになる車」という意味では、TOYOTA Land CruiserとD4が双璧だろう。

枕木テラスから庭を眺める。当然ではあるが、芝生もすっかり雪に覆われている。お気に入りの「お庭の休憩スペース」も、これで春まで休業だな… 来年、またヨロシクね!

あ~あ、庭も真っ白だ... 写真中央にある「休憩スポット」は、私のお気に入りなのだが、来春までは休業となる。それにしても、庭木に銀のスカート(鹿の食害対策)を巻き終えてあり、本当に良かった。雪の中の作業では、凍死してしまう。
あ~あ、庭も真っ白だ… 写真中央にある「休憩スポット」は、私のお気に入りなのだが、来春までは休業となる。それにしても、庭木に銀のスカート(鹿の食害対策)を巻き終えてあり、本当に良かった。雪の中の作業では、凍死してしまう。

八ヶ岳西麓の冬の自然環境は、正に「過酷」である。だが、そんな自然環境の中で楽しむ「枕木テラスでの焚き火」「本宅の薪ストーブ」には、何とも言えない風情がある。雪は滅多に降らず、ひらすら寒いのが、この地の特色だ。そして、からっと晴れた紺碧の空の下、真っ白に凍った雪が、オフィス周辺を覆い尽くすという様を私は結構気に入っているのだ。

『メリハリのある四季』こそが、私が八ヶ岳に魅了される最大の理由かもしれない。

トリグラフ・リサーチ 稿房主

『TRI稿房通信』 Vol.49