【縄文土偶探訪記 Season 4 Vol.14】 石川県 『金沢市埋蔵文化財センター(金沢縄文ワールド)』~ JAGUARで行く北陸路

探訪博物館: 石川県 金沢市埋蔵文化財センター(金沢縄文ワールド)
http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11104/bunkazaimain/maizou/01.html
探訪日: 2017年4月19日
探訪目的: 名も無き土偶さんとの出会いに期待

【縄文土偶探訪記(北陸編)」の最初の目的地は「金沢市埋蔵文化財センター」だ。場所は、北陸自動車道金沢西ICから5-6分の距離。入館料は無料。

金沢市埋蔵文化財センターの外観。施設内の「金沢縄文ワールド」では、企画展「縄文から弥生へ」を開催中だった。

施設内の「金沢縄文ワールド」は、「巨木の文化」と「漆と装飾」の2つのテーマから、チカモリ遺跡の柱根(石川県指定文化財)と中屋サワ遺跡の出土品(国重要文化財)を展示。

「金沢縄文ワールド」のシンボル展示コーナー。チカモリ遺跡の環状木柱列を再現。スクリーンから流れる縄文時代のイメージ映像は Good。

事前のWeb検索で、土偶さんも展示されている事は確認できたが、それがどのような土偶さんであるかは不明だった。お目にかかれたのは「板状土偶」さん2体

土偶さんの展示は「板状土偶」が2体。東北地区や八ヶ岳周辺で、土偶さん達が大切に(主役として)展示されているのとは異なり、シンプルな展示スタイルである。

写真左側の土偶さんは、よく目にするタイプだったが、右側の「棒状」の土偶さんは解説プレートを読むまでは、土偶とは思わなかった。

板状土偶さん2体の解説プレート。右の「板状」と言うよりは「棒状」の土偶さんは、このプレートがなければ、土偶とは気が付かなかった。

滞在時間は15分強で、次の目的地に移動。果たして、巡業の合間に5館探訪できるか? 車移動の真価が問われる。

トリグラフ・リサーチ 稿房主
【縄文土偶探訪記】