「金バッジ」の誘惑—オミクロンとシマフクロウの与太話

今度は「オミクロン株」か…

改めて、コロナ(SARS-CoV-2)って本当にしたたかで手強いなと感じる。

私は、10月下旬からの「ミュー株」の感染拡大を予想していたので、今回は読みが見事にハズレた。

もっとも「専門家諸氏」も私と同様だ。

なぜ、日本だけ「異様なコロナ静謐状態」が維持できているかの解説を聞いても、説得力がまったく無くて何を言っているのかサッパリわからない。

「コロナがTBSドラマの『日本沈没』を観ちゃってさ、怖がって日本に近付かないんだよね…」なんて私の分析の方が、お茶目だし、お洒落だと思う。

それから「オミクロン株」については、日本では「尾身苦論」という表記が浸透しそうな気がする。

政府のコロナ感染対策分科会の尾身会長が「しむ」姿が目に浮かぶな…

既にネット上では尾身クローンという表記が人気のようだが、それはいくら何でも尾身会長に対して失礼だと思う。
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さて、私は、今週は東京での仕事が何件も入っているため、新百合ヶ丘の自宅で過ごす(と言っても仕事中心だが)事になる。

不在中に自宅に届いていた郵便物の中に、日本野鳥の会の会報誌「野鳥」の11・12月合併号があった。

野鳥さんに関する最新情報をアップデートするために、早速、封を開いた。

中には、会報誌の他に「森の神・シマフクロウ 次の世代へと命をつなぐ森をまもりたい」と記された見慣れぬ冊子が入っていた。

「シマフクロウ保護活動」のための「寄付金」の案内だった。

日本野鳥の会の会報誌「野鳥」には、しっかりと目を通すようにしている。今回はシマフクロウ保護活動に関する寄付の小冊子が同封されていた。
シマフクロウの独特な外見は、確かに「森の神」という印象だな!

今年の「野鳥さん関連予算」の残額だったら寄付するんだがな…

最近、私はなぜか「フクロウ」に心惹かれるものがあり、長年愛用しているカレンダー以外にも、ペーパーウェイト等、フクロウさんグッズが少しずつ増えつつある。

最近、なぜか「フクロウ」に愛着を感じるようになり、少しずつフクロウグッズが身の回りで増えつつある。ピンバッジ2つは、野鳥の会のシルバーブローチ寄付のプレゼントである。

まあ、土偶さんグッズの足元にも及ばないのではあるが。

冊子の裏を見てビックリ。シマフクロウ寄付は「ピンバッジ購入方式」である事を知った。

寄付案内の小冊子の裏側を見て、今回の寄付がピンバッジ購入方式である事に気が付いた。プレゼントと言うよりも、3万円で金のピンバッジを買う感覚だよな…
左が既に保有しているシルバーのピンバッジ。右が1口3万円の寄付金のプレゼントである「特製金のピンバッジ」。デザインはまったく同じである事がわかる。

私は既に、1口1,000円の「バードメイト寄付」と1口5,000円の「シルバーブローチ寄付」で、シマフクロウの2種類のピンバッジを保有している。

だが、今回は1口30,000円の「金メッキブローチ」という数量限定の特別版でも寄付を募るらしい。

デザインはシルバーと同じだが「金メッキ」が施してある。

「金バッジ」と言えば「政治家」「暴力団(幹部)」「弁護士」「検事」といった「権力を濫用」する人達の証だと小学生の時に学んだ事があるぞ!

う~ん、品性が感じられなくて魅力的だな。

思わず寄付申し込みをしてしまいそうになった。

だが、つい先日、「野鳥さん関連予算年間2万円」をオーバーしないように、わざわざ「野鳥さんのレストラン3号店」をリニューアルした事を思いだした。

30,000円の寄付したら、来年も再来年も「ヒマワリの種」購入予算がなくなってしまうぞ。

そうか「予算額増枠」の「正当な理由」をデッチ上げれば良いんだな。

現行の20,000円は、二項モデルとモンテカルロシミュレーションで算定した「オプションの公正価値」である。

こういう時のために「ブラック・ショールズ」での算定を留保してあったのだ。

だが、算定結果は「13,714円」であった。

ああっ「13714(意味ないよ)」か…

こうして「金バッジの誘惑」に私は打ち勝ったのだ!