今年の決算分析の山籠もり作業は4期に分けて実施する計画だ。
有価証券報告書が出揃うのは6月の最終週なので、有報ベースの分析資料を作成し終えるまで、まだまだ先は長い。
決算短信ベースの資料作成モードに移行した現在は、ちょうど5合目と言った感じである。
これまでの所、ほぼ計画通りの作業進捗状況なので、余裕は無いが焦りもない。
昨日の「月曜日で月末」という慌ただしい日を乗り切ったので、今日からまた淡々と仕事をこなして行く事になる。
唯一の誤算は「天気」だろうか?
今回は梅雨空の下での、決算分析作業を予想していたのだが、連日、まるで初夏を思わせるような爽やかな快晴の日が続いている。
私は、オフィスのログハウスをセルフビルドして以降、基本的には「自分で出来る事は何でもやる(除く料理)事」に喜びを見出すようになった。
ちょっとした仕事の休憩時間に敷地内を散策すると、やらねばならぬ事、やりたい事が次から次へと見つかる。
これを優先順位付けして、仕事の邪魔にならないように捌くのが切ないのだ。
加えてランチタイムが「魅惑の時」となり、午後の仕事に戻るのがちょっと憂鬱になる。
先日のスモークもそうだが、BBQにダッジオーブン料理等々、八ヶ岳の屋外で味わう料理は格別だ。
今日は、11時半過ぎに「お昼の準備出来たよ。」と社主さまがオフィスに私を呼びに来た。
枕木テラスに出てみると、日除けのパラソルが設置され、もうBBQの支度が出来ていた。
この時期のBBQは、どの方向を眺めても新緑が美しい。
緑や黄緑の中間色系の色は、食欲を抑制する効果があると言うがそんなのは大嘘である。
私は、まるで自分が「青虫」になったような気分となり、食欲がむしろ増進してしまうように思う。
今日も正にそんな感じだった。
そして夕方5時頃になれば恒例の「鹿の湯通い」。
屋外ランチと温泉で2時間をゆったりと過ごす日々が続いているのだ。
「水は低きに流れ、人は易きに流れる。」 こんな楽しい仕事の日々を送っていると、人間駄目になっちゃんじゃないかな? なんて、ふと思う事もある。
だが、サラリーマン時代は、自宅から六本木や大手町のオフィスまで、door-to-doorで片道1時間弱を要していたのだ。
1日往復で2時間弱。この時間が、温泉やBBQに置き換わったと思えばよいだけの事である。
どちらの仕事環境の方が快適で、人間として幸せな生活を送れるか? そんなの、答えるまでもないな…