電車通勤の2時間、温泉とBBQの2時間 どっちが幸せ?

今年の決算分析の山籠もり作業は4期に分けて実施する計画だ。

有価証券報告書が出揃うのは6月の最終週なので、有報ベースの分析資料を作成し終えるまで、まだまだ先は長い。

決算短信ベースの資料作成モードに移行した現在は、ちょうど5合目と言った感じである。

これまでの所、ほぼ計画通りの作業進捗状況なので、余裕は無いが焦りもない。

昨日の「月曜日で月末」という慌ただしい日を乗り切ったので、今日からまた淡々と仕事をこなして行く事になる。

唯一の誤算は「天気」だろうか?

今回は梅雨空の下での、決算分析作業を予想していたのだが、連日、まるで初夏を思わせるような爽やかな快晴の日が続いている。

私は、オフィスのログハウスをセルフビルドして以降、基本的には「自分で出来る事は何でもやる(除く料理)事」に喜びを見出すようになった。

ちょっとした仕事の休憩時間に敷地内を散策すると、やらねばならぬ事、やりたい事が次から次へと見つかる。

これを優先順位付けして、仕事の邪魔にならないように捌くのが切ないのだ。

加えてランチタイムが「魅惑の時」となり、午後の仕事に戻るのがちょっと憂鬱になる。

先日のスモークもそうだが、BBQにダッジオーブン料理等々、八ヶ岳の屋外で味わう料理は格別だ。

今日は、11時半過ぎに「お昼の準備出来たよ。」と社主さまがオフィスに私を呼びに来た。

枕木テラスに出てみると、日除けのパラソルが設置され、もうBBQの支度が出来ていた。

枕木テラスに出てみたら、ランチBBQの準備が出来ていた。
この日除けパラソルは八ヶ岳DIYライフの最大の功労者Tさんのプレゼントだ。
メインウッドデッキの背景に控える財産区林は、我が家を強い風から守ってくれるし、フィトンチッドの発生源でもある。

この時期のBBQは、どの方向を眺めても新緑が美しい。

緑や黄緑の中間色系の色は、食欲を抑制する効果があると言うがそんなのは大嘘である。

本宅脇には敷地内で唯一のウラジロモミが存在感を誇示。
オフィスのウッドデッキの奥もグリーンゾーンとなっている。かつては専用のBBQスペースがあった場所だ。
オフィスの周辺は広葉樹の樹種が豊富だ。新緑の時期もこんな感じで美しいが、紅葉の時はもっと好きだな…
庭方向は芝生の緑が一段と美しくなってきた。結局、枕木テラスからどの方向を見ても、新緑、新緑、また新緑の光景なのだ!

私は、まるで自分が「青虫」になったような気分となり、食欲がむしろ増進してしまうように思う。

今日も正にそんな感じだった。

タダで手に入れた2個のスチールホイールが、こんなに役に立つとは思わなかったな… 焚き火台もBBQ台も、私独自の工夫で作成しているのだ。

そして夕方5時頃になれば恒例の「鹿の湯通い」。

屋外ランチと温泉で2時間をゆったりと過ごす日々が続いているのだ。

「水は低きに流れ、人は易きに流れる。」 こんな楽しい仕事の日々を送っていると、人間駄目になっちゃんじゃないかな? なんて、ふと思う事もある。

だが、サラリーマン時代は、自宅から六本木や大手町のオフィスまで、door-to-doorで片道1時間弱を要していたのだ。

1日往復で2時間弱。この時間が、温泉やBBQに置き換わったと思えばよいだけの事である。

どちらの仕事環境の方が快適で、人間として幸せな生活を送れるか? そんなの、答えるまでもないな…