「ウワミズザクラ」と「2X4 basics」に向き合った雨の日

八ヶ岳西麓 富士見高原は朝から雨。まるで梅雨入りしたかのような「冴えない」天気だ。

先週末までに銀行の決算が出揃ったので、今週もひたすら決算分析の作業が続く。

先週の金曜日と今日、金融誌の記者さんからZOOMミーティングの急な依頼があり対応。

COVID-19パンデミックの前は、東京での個室会食がプレスの人達との情報交換の場であったが、最近は八ヶ岳と東京をZOOMで繫ぐというのが当たり前になってきた。

世の中、本当に変わったな… 最近、このフレーズをビジネス、プライベートで何回呟いた事だろう。

今日はちょっと早めに午後1時~3時迄の間に「2時間の息抜き時間」を確保した。

前半の1時間は、昨晩放映された「ネメシス」の第6回の録画を視聴。

「広瀬すず」ちゃんの大ファンなので、彼女の出演する番組は、決算分析の山籠もり期間中であろうと、しっかりと観るのが私の嗜みだ。

それにしても、朝ドラ『なつぞら』が放映されていた時は、毎日朝から幸せだったな…

ふと気が付けば雨が止んでいたので、息抜きの後半戦は庭に出た。

我が家の庭と財産区林の中に、まるで「姉妹」のように「ウワミズザクラ」が自生しているのだが、ちょうど開花が始まったようだ。

我が家の敷地内のウワミズザクラが一斉に開花を始めた。こちらの木の方が大きいので「お姉さん」。財産区林に自生する「妹の木」は、まだここまでは開花していない。

ソメイヨシノのような艶やかさはないが、白いブラシのような清楚な花は、雨にとても良く映える。

この白いブラシのような花の木がサクラの仲間だなんて、最初は信じられなった…

ウワミズザクラの開花期は「雨も悪くないな」と思えるのだ。

さて、次は何をしようか? そうだ、今年は枕木テラスの2X4ガーデンファニチャーの補修をする年だったな。

2X4部材とジョイントパーツ 2×4 basicsの組み合わせは最強である。

八ヶ岳の過酷な自然環境の下、ずっと屋外に放置して使用しても、傷んだ2X4材だけ交換すれば良いのだから経済的である。

勿論、2X4材のカットサイズを変える事によって、使い勝手や見た目の印象がかなり異なるガーデンファニチャーを作成する事も出来る。

そして、私お気に入りの人工ラタン製のベッドやチェアにとって「焚き火」は大敵なので、焚き火台と庭の囲炉裏台の周辺は、当然ながら2X4材系のガーデンファニチャーで固められている。

枕木テラスの主役は、タイヤガーデンピットイン富士見さんから無料でいただいた「スチールホイール」製の焚き火台と囲炉裏台だ! そしてこれを囲むのが2X4材系のガーデンファニチャーである。

2×4 basicsのジョイントパーツを購入したのは、枕木テラスを作った翌年(2002年)春なので、今年でもう19年目だ。

2X4材は傷んだモノを部分的に交換してきたのだが、テーブルにも変形できるベンチ2脚については、これまで1カ所も交換していなかったので傷みが激しい。

2脚のベンチは、両方共、19年間、部材の交換は一切していない。さすがに限界だな…
ベンチは2脚を変形して並べると、こんな感じにテーブルとチェアの組み合わせにトランスフォームするスグレモノ。
う~ん、ベンチの部材は予想以上に痛みが進んでいるな。2脚とも部材の全交換を決定。廃材はカットして「焚き火の材料」になる。木は燃えて灰になっても、八ヶ岳ライフの役に立ってくれるのだ!

さすがにベンチについては、今年は全交換に決定。

そもそもベンチというスタイルが、With COVID19時代には相応しくないので、もう少し小型に改造しようか?

テーブル系は既に交換した部材が多いので、今年は交換不要だな。

チェアは背の部分がかなり傷んできたな。これも4脚は交換が必要だろう。

小型のチェアはかなり部材を交換済みだが、背の部分は19年間交換していないモノも多い。こんな感じで傷んでおり、4脚分は背面を全交換する事に決めた。

おっと、メインウッドデッキのロッキングチェアはどうだろうか?

こちらは2X4 basicsを使っていないので、補修する場合はちょっと面倒なのだが、幸い、部材に痛みはほとんどなかった。

ロッキングチェア3脚は、メインウッドデッキの重要な「脇役」である。主役は勿論、人工ラタン製のガーデンベッドである!
ロッキングチェアには部材の痛みはほとんど無かった。でも塗装は必要だな…

うん、ロッキングチェアは塗装だけでOKだ。

オフィスの地下室にまだ2X4材のストックはあったかな?

確認に行ったが、1m程度の残材が2~3本あるだけだった。これじゃあ全然足らないじゃないか。

何事もチンタラやるのは性に合わないので、必要な部材の量をその場で計算し、WRCをいつも購入する業者さんにすぐに注文。

天気さえ良ければ今週中に補修作業出来るんだがな…

こんな感じに「雨の日には、雨の日なりの過ごし方」がちゃんとある。

それに、敷地内の木々にとって、この時期の雨は生長を一気に早めるための「潤いの雨」なのだから、感謝しなくっちゃ…