「花は咲く」か…

昨日から、nasneにキーワード登録して片っ端から録画した東日本大震災や福島原発に関連した番組をデスクトップPCの画面の端に配して、仕事の片手間に「ながら視聴」してきた。

津波や原発の水素爆発等の画像を繰り返し観(見)ていたら、さすがに心が荒んできた。

もう見るのをやめようかと思ったのだが、「花は咲くスペシャル『唄が紡いだ10年の物語』」という番組も録画されていたので、この番組の視聴を最後にしようと決めた。

番組が始まって5分程で、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」の映像が流れた。

今更ながらなのだが、これって「名曲」なんだなと気が付いた。心の荒みがスーッと消えたような気がしたのだ。

今までは、ただ聞き流していただけの曲だ。我ながら、なんて鈍感なのだろう。

個人的には「花は咲く」と言ったら、TVドラマ「日本沈没」の主題歌(五木ひろしの「明日の愛」)の「花は咲く 春がくれば 地の果て 続くかぎり…」というフレーズが頭に浮かんでしまう。

でも「地の果て」は続かないのだ。そもそも、日本列島が沈んじゃう話なのだから。あの「救いがない感」が堪らなく好きなのだ。

「花」と言えば、昨日、社主さまのお供で「八ヶ岳中央農業実践大学校」の「お花の直売所」に出掛けた。

「ガーデンシクラメンが1鉢100円で売っているなんて信じられない!」って社主さまは大喜びして色々と花を買っていた。

私も「春の訪れ」が感じられて、ちょっとウキウキして写真撮影。温室内は華やいだ雰囲気に満たされていた。

だが、やはり「散り際の桜」が一番美しいなと感じる。そんな風情を八ヶ岳で愛でるのは5月初旬頃だろうか?

今日は、午後3時過ぎに仕事が一段落したので、小雨が降る中、庭をちょっと散策した。

庭から階段を上がってメインウッドデッキに出たら、作業用の大テーブルの上に社主さまが昨日購入した花が並んでいた。

シクラメン以外はパンジー? ビオラかな?? どうも花のことはよくわからない。樹木に関しては、私の方が詳しいのだが…

ああっ、でも何か健気で美しいな。小雨を喜んでいるかのようだ。 「花は咲く」か…

う~ん、どうやらここ数日仕事を真面目にやり過ぎて、心も体も疲れ気味のようだ。

 

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