「時代の節目」を越えに行く!— こばち~の憤慨とその後の些細な喜び

身曾岐神社の紺色の羽子板をオフィスと本宅の南側の壁の高い位置に飾ったら、時代が「節目」を迎えつつあるとの思いがさらに強まった。

オフィスと本宅の南側の壁には、昨日から身曾岐神社の紺の羽子板が飾られている。

同時に、節目を越えに行く前に、積み残しの案件があったら完全に済ませておく必要があるなとも感じた。何かあったかな?

ふと、ちょっとした「心残り」があった事を思い出した。「三十三番土偶札所巡り」の本当の意味での「結願」が成就できていなかったのである。

私が、三十三番土偶札所巡りすべてのご朱印の収集を終えたのは昨年の6月24日だった。

個人的にはこれで「結願」と信じ切っていたのだが、昨年の12月中旬に「星降る中部高地の縄文世界」のHPを何気なくチェックしていたら、「三十三番土偶札所巡り達成者の方へ」というリリースがあった事に気が付いた(https://jomon.co/event/detail/61/)。

「開催中の三十三番土偶札所巡りにおいて、達成者の方にささやかながら記念品をご用意いたしました。すでに達成されている方は、達成証明書を持参の上、下記施設にお越しください。」なんて事が書かれているではないか!

ガ~ン そんな企画がある事なんて聞いてないし、達成証明書なんてのも貰っていないぞ!! どういう事なんだ?

しかも、交換施設は「山梨県立博物館」と記されている。ここは、三十三番土偶札所巡りの対象博物館じゃないだろうが…

交換期間は、令和2年8月29日~令和3年8月30日だって(*゚ロ゚) 私が、札所巡りを終えた2ヵ月以上も後に始まった企画じゃないか!

さらに「【追記】なお、記念品の引き換え付きの達成証の発行については、粗品の予定数の200枚に達したところで終了とさせていただきます。」 なんて書かれている。

これは悪質な企画としか言いようがない。私が世の中で一番嫌いな「後出しジャンケン企画」じゃないかと、正直、憤慨したのである。

こんなの「無視」だと一旦は決めた。だが「200枚限定の粗品」というのがどうしても気になった。我ながら見事な「器の小ささ」だ。

もしかして「お宝土偶さんグッズ(クリアファイル)」かな?

粗品目当てで、わざわざ笛吹市にある「山梨県立博物館」を訪問するのは癪に障る。

だが、よく考えたら、社主さまのご朱印集めのために、山梨県下の考古博物館を回る必要があった。

社主さまのお供のついでに行くのなら、まあ許せるよな… なんて感じの「屁理屈」で自分を納得させた。

そんなわけで、今日は、南アルプス市 ふるさと文化伝承館⇒釈迦堂遺跡博物館⇒春日居郷土館と、社主さまの土偶札所巡り弾丸ツアーを急遽企画。

社主さまの結願までは、残すところ1番「いっちゃん」と2番「のんさん」という状態としたところで、おまけで、そう、あくまでもおまけで「山梨県立博物館」を訪れた。

笛吹市にある「山梨県立博物館」に到着。
山梨県立博物館の内部は広々として豪華な作りでビックリ。残念ながら常設展示を含めて展示室内は写真撮影禁止だった。

受付で、記念品交付開始の2ヵ月以上も前に、既に三十三カ所を回り終えていたことを説明すると、ちゃんと「達成証明書」も発行してくれた。

山梨県立博物館の職員さんが、達成証明書を特別に発行してくれた。本当にありがとうございました。

そして、記念の「粗品」の入った封筒を渡してくれたのだ。やった~\^^/

後出しジャンケン企画に対する怒りや憤慨は、あっと言う間に吹き飛んでしまった。

「200枚限定」と記されていた粗品だが、予想していたクリアファイル以外に、マグネット、コースター、しおりに絵葉書とかなり盛り沢山だった!

こばち~(小鉢男)とはそういうものなのである。

朝の10時過ぎにオフィスを発って、戻ったのは午後4時過ぎ。6時間強の弾丸ツアーであったが、満足感は極めて大。

何故か、今日は夕陽をとても清々しく感じた。

どうという事のない夕陽なのだが、何故か今日はとても清々しく感じた。

さあ、これで「時代の節目」を越えに行く準備は万全だぞ!!