土偶さんには、あまり興味がない社主さま(家内)が、「私も土偶の札所巡りをしてご朱印を全部集めてみたい。」と言い出したのは、今年の夏場であった。
私が、5月29日から6月24日までの27日間の短期決戦で「三十三番土偶札所巡り」を終え(https://triglav-research.com/?page_id=28440)、結願なったご朱印帳を見せびらかした時には、「ふ~ん、そうなの…」程度のリアクションしかなかったように記憶している。
その後も「僕は土偶さん達に守られているからコロナは大丈夫。」とか「棺桶にはこのご朱印帳を入れてね!」とか、私がしつこく言い続けたものだから、さすがに社主さまも、ちょっと興味を覚えたのかもしれない。
その後、八ヶ岳オフィス周辺を中心に、何かのついでにご朱印集めをしてきたのだが、昨日の時点では4割程度の収集達成状況だった。
だが、昨晩(26日)のテレビ番組で、SARS-CoV-2の変異種の感染拡大や西日本を中心とした鳥インフルエンザの流行に係る報道を見た際に、心のアラートが鳴り響いた。
人類の新型ウィルスとの闘いは、来年はさらに過酷なものになるに違いない!
そんなわけで、大切なパートナーのために、急遽「三十三番土偶札所巡り」のペースを早めることに決定。
年内はちょっと無理だろうが、遅くとも来年の1月半ばまでには結願として、土偶さん達に社主さまの「守護」をお願いする事とした。
幸い、年内の仕事の〆切りは23日までにすべて終えていたので、今日の朝から「三十三番土偶札所弾丸巡り」を再開。
韮崎市民俗資料館(にらみん)⇒ 韮崎市「ふるさと偉人資料館」⇒ 南アルプス市「ふるさと文化伝承館」⇒梅之木遺跡⇒川上村文化センターと一気に、5カ所の考古資料館・遺跡の探訪を決行。
誤算は、南アルプス市「ふるさと文化伝承館」が、昨日が年内開館最終日で私の大嫌いな「無駄足」になった事だ。
まあでも、にらみんでは「ミス石之坪」の実物に久し振りにご対面できたし、社主さまを、あの景観の素晴らしい「梅之木遺跡」に案内することも出来たので良しとしよう。
今日の弾丸ツアーのD4での走向距離は約120km、所要時間は約6時間。
訪問先の考古博物館はどこも「貸し切り状態(お客さんは私達のみ)」で、三密とはまったくの無縁。さらに「すべて入館料無料」。
「三十三番土偶札所巡り」ってのは、「Withコロナ時代の巡礼の旅」としては最高だよな…