「スーパー・スプレッダー」という言葉の嫌な響き — 昨晩、富士見の町に「マスクの買い出し」に出掛けた!

東日本大震災以降、所謂「危機(Crisis)」に関連した政府の発表やマスコミの報道は「話半分」に聞くようにしている。もう少し正確に書くならば、福島第1原発事故の政府と民間の事故調報告書等々を読んだ後は、参考にするにしても「3掛け(30%)程度」に変わった。

唯一の例外が、『稿房通信』で何回か紹介しているが、NHKスペシャルの「MEGA3部作(MEGAQUAKE, MEGA DISASTER, MEGA CRISIS)」だ。これらは本当に勉強になる。「これからの時代を生き抜くための羅針盤」と言っても過言ではないと思う。

1月15日に「パンデミックに嵌まった日(https://triglav-research.com/?p=26358)」なる投稿をしたが、その中で紹介したのが「MEGA CRISISの第3集」であった。

あれからわずか10日程しか経っていないが、新型コロナウィルスの感染者数は急拡大し、中国の大都市「武漢」は事実上封鎖されている。昨日の夕方のニュースで放映した武漢市内の様子は、15日投稿の6枚目の写真とよく似た荒涼とした印象だった。

1月15日投稿6枚目写真を再掲。ニュースが報じた「武漢」の様子は街中ではなかったが、こんな雰囲気だったな…

昨日も今日も、朝から様々なニュース報道番組が新型コロナウィルスの特集を組んでいた。その中で、急に「キーワード」であるかのように使用頻度が高まってきたのが「スーパー・スプレッダー(Super-spreader)」という言葉だ。

「ウィルス感染拡大に拍車を掛ける特定の感染者」の事で、Wikipediaには「感染症を引き起こす病原体に感染したホストのうち、通常考えられる以上の二次感染例を引き起こす者」と解説されている。

私にとっては「既知の用語」ではあるが、実はあまり好きな表現ではない。正直「嫌な響き」だなと思う。そして、素人ながらも「スーパー・スプレッダーの存在が確認されるという事は、新型ウィルスが変異を起こし、人から人への感染力を高めた事を意味する」のは理解できる。

幸い、昨日のニュース報道番組は「スーパー・スプレッダー」という用語の解説が中心で、その「存在が確認された」という報道はなかった。

が、昨晩の夕方の報道番組を視聴していたら「非公式ですが、スーパー・スプレッダーの存在が確認されたという情報もあります。」という1歩踏み込んだ内容に変わっていた。ビックリして、その時、飲んでいたジンジャエールを吹き出しそうになった。

マスコミの情報など、先に述べたように鵜呑みにはしないが、どうも急にスーパー・スプレッダーについての報道が増えた事に胡散臭さを感じていた。「新型ウィルス危機は新フェーズに移行したな!」と個人的に判断した瞬間だった。

これまでの情報だと新型ウィルスは「飛沫感染型」のようなので、とりあえず「マスクと使い捨て手袋」で感染予防を徹底しようと考えた。

家族の共有LINEグループに「外出時には必ずマスクを付け、かつ、マスクのストックをタップリ確保する事」「吊り革やスーパーのカゴなど、不特定多数が触れるものは素手では絶対に触るな」「会社以外の外出は極力控えろ」等々のアドバイスを直ちに送った。

その後、Amazonで使い捨て手袋とマスクを注文する事にした。使い捨て手袋は色々な種類があり、色をホワイトにするかブラックにするかちょっと迷ったが、結局、クールなブラックをポチ。

次いで、マスクを購入と思って検索したら絶句 (°0°) 昨日の午後6時半の段階で「在庫切れ」がズラッと並んでいるではないか… 「しまった、今回は初動でミスったかな?それにしても、世の中の動きは予想以上に早いな。」

私は「災害時のパニック買い」みたいな行動は、お洒落じゃないので、出来れば避けたいと思う。パニック買いは嫌だが、一方で、在庫が豊富な時に物品を購入するのは「備えあれば憂い無し」の合理的行動だと考えている。

1月15日投稿5枚目写真を再掲。こういう行動はお洒落じゃないからしたくないな。それに、こんな人混みではウィルスに感染しちゃいそうだ。

マスクについては「家族全員が花粉症」なので、相応の在庫は新百合ヶ丘の自宅にあるはずだ。だが、逆にそれが「油断」となっていたなと、ちょっと後悔。と同時に、千葉の南房総市の実家が昨年9月の台風15号で被災し、その翌々日に現地を訪れた時の事を思い出した。

停電でスーパーやガソリンスタンドが軒並み閉店状態だった中、奇跡的に営業中の食品スーパーを発見した。まだ、台風被害の深刻さが伝わっていないらしく、店内はちょっと混んではいたが、商品は普通に並んでいた。

躊躇なく日保ちしそうな食料品をカゴに放り込んで実家に届けた。帰路、そのスーパーの前を通ると、ガソリンスタンド同様、車の大渋滞の行列が出来ていた。その後数日の千葉南部の物資不足についてはマスコミ報道でご存じだろう。災害(危機)発生時には「迷わず自分の判断で迅速に動く事」が何よりも大切だと痛感した。

そんなわけで、すぐにD4で富士見の町に「マスクの買い出し」に出掛けた。最初に向かったのは「マツモトキヨシ ファミリードラッグ富士見店」。「マスクはお一人様XX箱まで」なんて表示が出ているのかと思ったら、店頭にいつものようにタップリと積まれていた。

「な~んだ。私の過剰反応だったかな?」とホッとした。これなら「パニック買い」じゃないから「お洒落な買い方」が出来るな。大型タイプ65枚入りを4箱購入。計260枚あれば、私と社主さま、それに同居する三男で1日1枚使うとして3ヵ月弱は使える事になる。

マツモトキヨシで、まずは65枚入りを4箱購入。これで同居する三男も含めて3ヶ月分は確保出来たぞ!

その後、夕食の買い出しに「西友富士見店」に向かう。西友の駐車場で、ふと「SARSやMERSの時は終息までにどの位の時間を要したんだっけ?」と気になった。Galaxy Note 9で検索を掛けると、色々な結果が表示されたが「概ね7~8ヵ月」である事が判明。やっぱり、マスクはもう少し買い足しておこうかな…

西友店内も予想はしていたが、マスクの在庫はタップリあった。「サージカル(医療用)」という言葉に釣られて追加で4箱購入。これも1箱65枚。何でマスクって、65枚という中途半端な枚数で売っているのかな?

SARSやMERSの終息までの期間が7~8ヵ月である事を確認し、サージカルという響きに惹かれて追加で4箱購入。ついでに手洗いジェルも。在庫たっぷりな中、家族に必要な分に限定しての購入だから「パニック買い」ではない! 危機管理上の合理的行動である。

ついでに「ウィルス 細菌に効く」とラベルに書いてある「手洗いジェル」も2本購入。とりあえず、これだけあればイイかな。在庫たっぷりな中、家族に必要な分に限定しての購入だから、決してパニック買いじゃないぞ! どれも腐るものじゃないし、どうせ家族全員花粉症なんだから… 

こうして「こばち~」は満足感に浸りつつ(誰も褒めてはくれないけれど)D4でオフィスへの帰路についたのであった。

「最後の砦」は、黒ニンニク、マヌカハニー、ヨーグルトの3点セットによる「自己免疫力」の向上だな!