D4の運転を控え、丸2日をほとんど静養最優先でノンビリと過ごしたためか、腰痛はかなり楽になってきた。まだまだ「回復力」は十分に備わっているようだ。
D4の運転も普通に出来るようになったので、今日の午前中は社主さまと隣県(山梨県)の「北杜市」へ出掛けた。隣県と言っても、八ヶ岳オフィスから長野と山梨の県境までは、D4で5分程なのでそんなに大袈裟なモノではない。まあ「隣町」をフラッと訪れたってのが実態である。
第1の目的は「ランチ」、第2の目的は「お花の買い出し」である。昨日の「麺屋 蔵人」に続いて、八ヶ岳ライフにおける「お気に入り店」、そう社主さまも私も「日本一美味しいチキンカツ」と信じて疑わない「中村農場」に決定。最近は月1回は訪れているような気がする。
中村農場着は11時半ちょっと前。日曜日という事もあり「待ち」のお客さんでギッシリ。順番待ちリストに名前を記入した際にお店の方に尋ねると「1時間待ち」程度との事。「食事のための待ち」なんて無駄な事は私の信条に反するので、待ち時間を使って、すぐに第2の目的である「秋のお花の買い出し」に行く事にした。
今年の5月に偶然訪れて、すっかり魅了された「ファーム小尾」さんへ向かう。私は「この時期に花屋さんが営業しているのか?」と半信半疑だったのだが、社主さまは「パンジーやビオラはこれからが開花時期本番よ!」と断言。「鹿に強い植物」以外の花卉類については、社主さまの知識には敵うはずもないので素直に従った。
ファーム小尾さんの駐車場着は11時35分。4棟並ぶ大きなビニールハウスの向かって左から2番目で、しっかりと営業中であった。
中に、足を踏み入れると、春のように暖かく、色とりどりの花々がズラッと並んでいる。
花々の種類の豊富さと美しさに加え、その価格設定に驚く。1ポット80円や100円がほとんどで、ガーデンシクラメンもたったの200円だ。
「普通の花」には疎い私でも、普段、ホームセンターとかで花や庭木の値段には見慣れているので、いかに魅力的なプライシングであるかは容易に想像がついた。
約25分程時間をかけて、社主さまはお気に入りの花々を選別。これらはすべて新百合ヶ丘自宅の「秋から冬の庭」を飾る事になる。
お会計の際に、社主さまは八ヶ岳の冬の庭でも花を育てられないかオーナーさんに相談していた。「植え方次第で何とかなる」みたいな話だったので、「庭に毎日のように鹿がやって来るんですが、こういった花は食べないんですか?」と、私が脇から口を挟む。
すると「ああ、鹿が来るなら駄目ですね。あいつら、何でも食べちゃうんで。それじゃあ無理です。」と予想通りの言葉が返ってきた。
やっぱりね… 標高1,300m近辺での八ヶ岳でのガーデニングは「鹿対策」無しには成立しないのである!