オフィスウッドデッキの増設工事完成後に購入した人工ラタン材のガーデンファニチャ類がとても使い勝手が良い。中でも1番のお気に入りが「ガーデンラウンジベッド」である。
仕事に疲れたら、ウッドデッキに出てゴロンとベッドの上に寝転がって空を見上げる。オフィスのウッドデッキ周辺は「木々のドーム」状になっており樹間に空が見える。ここも「風の通り道」なので、兎に角、心地良い。最近では、かつてのお気に入りであった「お庭の縁台」よりも、このベッドで過ごす時間の方がはるかに長くなっている。
あまりにも気に入ったので、昨年の夏、メインウッドデッキ用にもう1台購入しようかと考えた。だが、購入した沖縄のお店は「完売状態」。ネットで色々と探したが、同じデザインのものは、やはり在庫皆無だった。ネットで探し出したガーデンファニチャ専門店に、商品が入荷したらメールが届くように登録したのだが、1年待っても、結局、連絡なし。
一旦は購入を諦めたのだが、今年の夏、やっぱりメインウッドデッキにも、人工ラタンのベッドをどうしても置きたくなった。社主さまと長男も「オフィスウッドデッキの陽射しが強い時間帯は、メインウッドデッキにベッドがあったらいいな…」などと気軽に言う。だが、1台(代)目をわざわざ移動させるのは面倒だ(そんなに重くはないが、結構、大きい)。
そんなわけで、前回八ヶ岳滞在中に、再び「ガーデンラウンジベッド探し」をした。1台目とスタイルが少し違うのは仕方ないなと条件を緩めたら。いくつか似たような商品を扱う店舗が見つかった。だが、どこ(どれ)も私が購入した商品の倍近い価格だった。さすがに、この値段じゃ阿呆らしいと感じて購入を見合わせた。「やっぱり2台目は無理か…」と再び諦めかけたが、最後にダメもとで画像検索をかけたら、それらしきベッドがヒットした。
扱い店舗のWebを開くと「法人向け販売限定(卸業者なのかな?」とあったが、これは、トリグラフ・リサーチ名義でオーダーすれば良いので、まったく問題なし。価格も1台目よりも1割程安い。デザインは直線的でやや武骨だが、その分、頑丈そうである。即座に購入を決定し注文したが、納品は前回の八ヶ岳滞在時には間に合わなかった。そこで滞在が確実な今日(31日)を配送日に指定したのである。
お昼前、配送業者のトラックが、オフィス脇の町道ロータリーに入ってきた。停車してすぐに業者さんが、巨大な段ボール箱を荷台から運び出そうとしていた。予想以上に大きな箱だったので、私も手伝って一緒にメインウッドデッキに運んだ。
すぐに取り出そうかと思ったが、一昨日から銀行に関連したマクロ統計の公表が相次いでいた。今日中にアップデートしなければならない資料が山積状態だったのでグッと堪えた。
結局、開梱作業に着手したのは、仕事が一段落した午後5時過ぎ。カッターで丁寧に分厚い段ボール箱をバラして行ったら、人工ラタン材のベッドがなんと「完成品」状態で入っていた。箱が巨大である理由が漸く判明。組立作業が不要なガーデンファニチャが届くなんて初の体験である。
早速、メインウッドデッキの財産区林寄りの一画に置いて寝転がってみた。直線的でガッチリした作りだが、人工ラタン特有の適度な弾力感があり、1台目と同様、とても快適である。
空を見上げたら、メインウッドデッキの上にカラマツの枝が覆い被さっているのに気が付いた。「この枝は邪魔だな。明日、伐採する事にしよう!」
こうして、8月最後の日に「お庭の新しい仲間」が加わった。メインウッドデッキは広いから、ガーデン・パラソルを脇に立てようかな…