冬の八ヶ岳 公園のお散歩を楽しむ!

朝も八ヶ岳は快晴。6時半過ぎに目覚めると、オフィスウッドデッキに出て大きく深呼吸。八ヶ岳の冷たく澄んだ空気を体内に一気に送り込んだ。

その後、朝の習慣であるマシンでの30分間のウォーキングを済ませて、ローソンのふすまパン(今日はブランのチーズ蒸しケーキ)、低糖ヨーグルト、珈琲、フルーツ(ミカン1個)からなるシンプルな定番メニューを食した。今回は家内(社主)の同行のない単独滞在なので、ずっとこんな朝食が続く。

食材が完全に尽きたので、8時40分過ぎに富士見の西友に買い出しに出掛けた。ふすまパンは西友では買えないので、その後、ローソン富士見店へと向かう。買い出しが完了したのは9時20分。あまりにも良い天気なので、そのまま「八ヶ岳自然文化園」を散歩する事に決めた。

自然文化園は、八ヶ岳オフィスから6km程の場所にあり、公園内に、八ヶ岳、南アルプス、北アルプス、そして蓼科・霧ヶ峰の山々の遠景を写真撮影できるスポットが分散して存在する。私のお気に入りの場所のひとつである。

自然文化園の駐車場に着いたのは9時半ちょっと過ぎ。この時期、D4には、ダウンジャケットとベストが積みっぱなしにしてあるが、外気温計がマイナス3℃を示していたので、躊躇なくジャケットの方を選んで、カメラを持ってお散歩を開始した。

駐車場に近いセミナーハウス&レストランの展望スペースに直行。ここからは、蓼科・霧ヶ峰方面の美しい山並みが見渡せる。今日は、霧ヶ峰方面は雲ひとつ無く本当に美しい。

ストラン&セミナーハウスの展望スペースから眺めた蓼科・霧ヶ峰方面の山々。雲ひとつ無く本当に美しい青空だ。

写真を撮影した後、北アルプスや南アルプスの撮影スポットに移動したが、何故か山々は雲に覆われていたので写真撮影は諦めた。その後、公園内の散歩を本格的に開始。園内の「まるやち湖」は湖面が完全に凍っている。

よく見ると湖面に足跡が複数残っていた。物好きな人が歩いたんだなと…オッと、さらによく見るとオジさんが1人、正に湖面を歩いているではないか。あのオジさんが万が一氷が割れて湖に落ちたら、救助の要請など面倒事に巻き込まれる事になる。そうなると今日の予定が狂ってしまうので、足早にまるやち湖を離れた。

湖面が完全に凍結した「まるやち湖」。湖面には複数の足跡が…よく見たら、対面の湖面を歩いているオジさんがいた。氷割れても知~らない!

園内は愛犬と散歩する人が2~3名いるのみで、私の「貸し切り状態」に近い。冬の朝の公園ならではの「贅沢な時間」を堪能する。

冬の寒い朝、公園内を散歩するのは数名の愛犬家のみだった。私の「貸し切り状態」に近く、本当に「贅沢な時間」を楽しめた。

その後、「野鳥の森 遊歩道」など、定番のコースを散策したが、結局、誰にも会わなかった。

定番の散策コース「野鳥の森 遊歩道」を歩いたが、散策者は私のみ。野鳥もほとんど見かけなかった。八ヶ岳オフィス給餌台の繁盛とは対照的な静けさだ。それがまたイイ!

園内の広葉樹は白樺を中心に、至るところに「宿り木」が寄生している。落葉した冬になると宿り木は、その存在感を主張する。(ペーパー)森林インストラクターでもある私は、宿り木をジックリと観察。冬の公園散策の楽しみのひとつである。

園内の広葉樹には至るところで「宿り木」が観察できる。写真は白樺に寄生したもの。宿り木の観察は「冬の公園の特権」である。

30分ほど園内を歩いた後、駐車場へ向かう緩い上りのスロープをゆっくりと歩く。このスロープの途中に、八ヶ岳撮影の絶好のスポットがあるのだが、残念ながら雲がかかっていた。今日は100点満点で40点程度の見映えである。

この位置からもう少し歩くと、八ヶ岳連峰撮影の絶好のスポットに至るのだが、予想していたよりも雲が多かった。これじゃあ良い写真は撮れないな…朝起きた時は、八ヶ岳方面も快晴だったのだが残念だ。

八ヶ岳オフィスに戻ったのは、10時10分ちょっと前だった。買い出しと散歩を合わせて約1時間半のショート・トリップとなった。右手首に付けたアクティビティ・トラッカーを覗くと、既に今日の歩数は7.4K(7,400歩)と表示された。午後のマシン・ウォーキングだけで、今日も1日の目標歩数10,000歩を軽く超すのは確実だ。

こんな「健康的な生活」を気楽に楽しめる環境も「働き方改革」のひとつの重要な要素であるように思う。