8月11日、オフィス・ウッドデッキ増設基礎工事は3日目(最終日)を迎えた。最終日も、守屋建設さんは3名での作業。8時過ぎから基礎の型枠やヒューム管剥がしが始まった。その手際の良さに感服する。
現場監督さんに確認すると、今日は機材の撤収を含め、午前中に作業を終える予定との事。あっと言う間に、7本の基礎は、枠が外され、ヒューム管も剥がされて、ほぼ完成形となった。
9時過ぎには、ユンボによる土の埋め戻し作業が始まり、凸凹していたオフィス周辺の地面は、どんどん均されていく。10時半頃には、ユンボによる埋め戻しもほとんど完了。手作業による細かな地均しに移行した。
ちょうどその頃、オフィスの窓から3t車が敷地内に入ってくるのが見えた。すぐに注文したウッドデッキ部材(ウェスタン・レッドシダー:WRC)の搬送だと気が付く。
今回もデッキ材は『木工ランド(https://www.mland.gr.jp/)』さんに注文した。本宅のウッドデッキやオフィス・セルフビルドの際にも、WRCはすべて、同社のWebから発注。価格、品揃え、対応の迅速さ等、文句なしの業者さんなのだ。
本社が甲府市で、八ヶ岳オフィスから近いのも親近感があり、私「御用達」のひとつである。運送業者さんも手慣れたもので、5分程で枕木駐車場のアプローチ寄りのスペースに、WRC部材の小山が出来上がった。
この間、基礎工事はさらに進み、部材の片付けや基礎の凹凸の仕上げ作業に移っていた。10時50分頃には、ユンボをトラックへ積む作業が始まり、続いて、最後の大作業、枕木アプローチの上に保護用に敷き詰めた5枚の鉄板の積み込みが始まった。
鉄板の重さは、1枚800kg。作業を誤って落下したら惨事となる「危険物」である。これをUNICクレーンを自在に操って、20分程で積み終えてしまった。正に「匠の技」である。
最後に現場の掃除やら小物の工具の片付けを終え、11時半ちょっと前にすべての作業が完了。本当に計画通りに午前中に終わったよ… 思わず感心してしまった。
作業完了後の写真はご覧の通り(12日朝撮影。作業1日目の1枚目と8枚目の写真と比較して欲しい!)。まるで、ユンボを入れた工事などなかったかのように整然としている。
守屋建設の皆さんは、昼食を終え、午後1時前に撤収。「今回も本当にお世話になりました。また何か作る時には、よろしくお願い致します(次は何をやるんだろう?)」と心からの感謝を伝え、3名の「匠(マイスター)」を見送った。
夕方、ユンボ作業のために一時的に退避させていたホスタさん達を植え戻す。次に、届いたWRC部材を作業場となるメイン・ウッドデッキに運ぼうかと試みたのだが、その重さにちょっと驚く。
家内(社主)からは、私が一人で力仕事をすると碌な事がないから無理をするなと命じられている。13日には、三男が夏休みで八ヶ岳にやって来るので、WRCの移動作業は彼を待つ事にした。
12日は、朝から所用がギッシリなので、オフィスのウッドデッキ増設工事は丸1日の完全休暇となる。
トリグラフ・リサーチ 稿房主
オフィスセルフビルド奮戦記