当初は、昨晩の内にオフィスに移動(出社)、今朝は八ヶ岳で清々しい朝を迎える予定だったのだが、午前中、東京で所用(私用)ができたため、新年初出社は1日先送りとなった。前回、八ヶ岳オフィスを離れたのは12月28日だったので、これで丸9日も八ヶ岳を留守にする事になる。彼の地が恋しくて仕方ない。八ヶ岳は、今日はどんな天気だろうか? スマホでトリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所をチェックする。朝7時半の外気温は0.5℃、湿度52%、体感気温はマイナス3℃と1月とは思えない程の暖かさ(??)だ。オフィスの室内は、7.1℃、湿度38%なので、さらに快適(?)である。
2014年2月の大雪の際には、室内気温が氷点下となったようで、オフィストイレの手洗いが凍結したっけ… 一昨年2月の凄まじい寒さと雪が脳裏に甦る。そう言えば、あの年も、暖冬だったような気がする。だとしたら、今年も2月にドカ雪か? 気になったので、昨年、一昨年の同時期におけるオフィス周辺の写真を探してみた。
下の1枚目が、2013年12月30日の写真だ。そう、オフィス・セルフビルドの私の定義における完工日で、お昼ちょっと前に記念撮影したものだ。この後、室内の塗装工事中に脚立ごと転倒し、一時、意識を失った上で全身打撲。さらに、痛めた体で無理して荷物を運び、重症のぎっくり腰に。結局、一昨年の1月は、この自爆テロとその後のインフルエンザ感染(バイオハザード)で、ほとんどを棒に振る事になる、正にその直前の写真なのだ。こう見ると、暖冬というのは勘違いで、年末の段階で、既にかなりの積雪であった事がわかる。
2枚目が、昨年1月5日の様子だ。こちらも一面、雪の原。このように、1月前半の八ヶ岳オフィスは、青空の下、雪に覆われているのが、通常の状態なのだ。
では、今朝の状況はどうだろうか? 八ヶ岳の本宅とオフィスには、計5台の24時間稼働のビューカメラが設置されており、いつでも自宅PCやスマホから、庭やオフィス内の様子がチェック出来る。実は年末に、人感センサーが一斉に反応し、アラートを発した。鹿がウッドデッキの上にまで乱入したのかなと思ったら、旧銀行業界鳥瞰図「Y部長の年齢当てクイズ」でお馴染みのY部長(現在はさらに昇格し、正式にはY副本部長)とそのご家族が、我が家の敷地に無断で侵入し、さらに勝手にBBQパーティーを開いていったようだ(BBQのくだりは、勿論、ジョークです)。静止画で数枚、しっかりと記録されていた。
下の3枚目の写真は、今朝の様子を撮影したものであり、枕木デッキ、ファイヤー・プレイス、庭、鹿除け対策を終えた庭木、庭の休憩台等々が映っている。ガラス越しの撮影である事に加え、ビューカメラの解像度が低いため、残念ながら鮮明な画像ではないのだが「雪がまったく積もっていない」事が確認できるだろう。気象観測所にせよ、ビューカメラシステムにせよ、こういった仕組みが安価で構築でき、しかもスマホで気軽に利用できる。本当に世の中、便利になったものだ!
しかしまあ、「暖冬」もここまでくると、かなり無気味である。どうも私には『天変地異』の前触れとしか思えない。午前中、私用で、秋葉原→日本橋→大手町と移動したのだが、気が小さいので、大地震が来るんじゃないかと気が気ではなかった。Walkingの一環で、日本橋から大手町までは徒歩で移動。今、大きな揺れがあったらどこに避難しようかなんて考えながら歩いていると、すれ違いざまにスーツ姿の紳士から声を掛けられた。なんと、某大手地方銀行の経営企画部長さんだった。こちらは、マウンテンパーカーにチノパンツ、ダッフルバッグを抱えて、ボサボサの頭。八ヶ岳ファッションそのものだったので、よく私だとわかったものだ。やっぱり、将来、銀行の経営を担う人は、注意力・観察力が抜群なんだなと感心。それに、「大地震来たらどこに逃げよう」なんて考えながら歩いたりしないんだろうな…
最近感じるのだが、約15kgのダイエットに成功して、体の体積がもの凄く減少したように思う。これと比例して「人間の器」もさらに小さくなったようで、『小鉢男』 どころか『お猪口男』みたいな領域に足を踏み込みつつある。トリグラフ流ダイエットの最大の副作用はこれだろう。
トリグラフ・リサーチ 稿房主
【八ヶ岳ライフ】