八ヶ岳撤収日の悪あがき 桜の満開にどうしても立ち会いたい!

今日で今回の八ヶ岳滞在は15日目、そして「撤収日」でもある。

我が家の「異形のソメイヨシノ」は、開花3日目にして早6~7分咲きの風情だ。

開花3日目の朝。異形のソメイヨシノは6~7分咲きといった風情である。開花の進行は昨年並みに早い。満開は明日か明後日であろう。

おそらく、明日か明後日には満開を迎えるに違いない。

開花から満開までの所要日数は昨年並みの短さになりそうだ。

枝によっては8分咲きに近いような感じだな…

だが、残念な事に今日が撤収日である私は、満開にもその後の散り際にも立ち会う事が出来ない。

こんな事も、異例中の異例だ。

異形のソメイヨシノの満開と散り際に寄り添う事が出来ないのは痛恨の極みである。

私の読みが外れたと言うよりも、地球の温暖化・異常気象のために、これまでの「八ヶ岳ライフにおける常識」が崩れつつあるのだと感じる。

だが、それで素直に納得してしまったのでは、粋でもないしお洒落でもない。

せめて、ライブカメラの映像越しに異形のソメイヨシノの満開の晴れ姿を愛でてやりたいと考えた。

残念ながら八ヶ岳の敷地内観察用と防犯用の2系統からなるライブカメラネットワークは、すべて防水固定型で常時電源供給が必要である。

そして、異形のソメイヨシノを映し出すような位置には設置していない。

う~ん、困ったな…

ああっ、そうだ「トリグラフ護衛隊群」の最新装備を一時的にコンバートすればイイんだな!

昨年の対鹿軍団ホスタさん防衛戦で「完全勝利」した私は、ローテクによる鹿軍団の侵入探知と光と音による警告の効果を確信した。

そこで、今年度の防衛予算で「移動型ライブカメラ」を導入したのである。

このカメラで鹿軍団の侵入を感知し、私の声で「こら~、ウチの敷地に不法侵入するんじゃな~い。孫子の代まで祟るぞ~」と威嚇して追い払う計画なのだ。

このカメラは、オフィスエントランスのホスタさん密集地帯の中心に低い高さで設置する予定だったのだが、さすがにまだ出番はなさそうだった。

そんなわけで、4日程前に届いてたのだが未設置のままだった。

よし、手元にある部材で、このカメラの異形のソメイヨシノ観察用のカメラ台を小細工しよう!

支柱は、APS射撃訓練用の標的台を使う事に決めた。

カメラの角度調節用に使うブラケットは汎用型の在庫があったよな。

防水タイプだけれど、風雨に直接晒されないように何かカバーが必要だな。

アクリルボックスの余りはあったかな?

幸いな事にちょっと穴開け加工すれば即戦力になるような部材の在庫があった。

なんて感じに「小細工の魔術師」はチョイチョイさささと、移動型カメラの設置を終えた。

チョイチョイさささの作業で異形のソメイヨシノ専用のライブカメラ設置器が完成した。
異形のソメイヨシノの全体が撮影できるポジションに移動型外部カメラを設置した。

早速実験。

うん、異形のソメイヨシノの全体像を確認する上では、これでバッチリだな。ライブカメラ静止画 ↓

ライブカメラの静止画でもまあ何とか開花状況は確認できそうだ。

動画記録の画質も、まあまあだ。↓

だが、うるちゃんで動画撮影した画像(↓)と比較すると、やっぱり鮮明さでは劣るな。

思い切って、もっと近くに設置したほうがイイかな?

それ程に、異形のソメイヨシノの満開に立ち会う事に対しては、私はこだわりがあるのだ。

八ヶ岳撤収日の悪あがきは、まだ終わらない…