決算分析山籠もり期間後半戦6日目。ここ2~3週間で「最も爽快な朝」を迎えた。
昨日の曇りがちだった天気とは一変、オフィス上空には朝から八ヶ岳ブルーの空が広がっている。
昨晩降った初雪も、既にほとんど解けており、枕木テラスの上に、その残滓がわずかにあるのみだった。
富士見高原界隈の初雪は、昨年が11月24日、一昨年は11月28日だったので、今年は例年よりもかなり遅い。
気味悪い程の「暖冬」なのだから当然なのだが、暖冬でイメージするのは「豪雪」である。
八ヶ岳ライフを23年間経験した結果、そんな方程式のようなものが自然と身に付いているのだ。
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今朝が爽快だった理由は天気だけではない。
昨日の午後、〆切りだった金融誌への出稿レポートの送信を終えて、2週間近く続いた〆切りラッシュが峠を越したのだ。
まだ修正等の作業は残っているが、取り敢えずこれで約2週間は〆切りがない。
来週は社主さまとの年末恒例2泊3日の草津界隈温泉トリップの予定が組んであるので、決算分析山籠もり期間は、一気にもう9号目といった感じになった。
さて、凍結していたプライベートのタスクリストへの対応を進めよう。何からやろうかな?
うるちゃんのアプリをチェックしたら、真っ先に目に飛び込んできた項目があった。
そうだ、縄文検定の合格認定証の受け取りに行こう!
私が、茅野市の「縄文検定(遺憾ながら)初級」を受験したのは10月29日(https://triglav-research.com/?p=41088)。
初級という事もあり、おそらくは受験者(4名)全員が問題を見た途端に自身の合格を確信したと思われるような内容だったので、その後は放置状態。
これから毎年受験する計画の「中級」や「上級」に、既に私の関心は移っていた。
だが、11月末になって尖石縄文考古館から合格通知と認定証受け取り案内のメールが届いた。
昨日までは、仕事が〆切りラッシュの真っ只中だったので受け取りに行く暇がなかったのである。
月曜日は休館日なので、今日は受け取りに行くのは可能だな。
すぐに尖石縄文考古館に電話して受け取りに行く旨を伝えた。
尖石に行くだけじゃ時間の無駄なので、ついでにランチも済ませちゃおうか?
まあでも、やっぱり外食は避けた方が安全だな…
ふと、昨晩観たテレビの録画番組で紹介された「混ぜそば」をとっても美味しそうに感じた事を思い出した。
八ヶ岳界隈で「混ぜそば」の美味しいお店ってあったかな?
そうだ、「麺屋蔵人」さんのテイクアウトはまだやっているだろうか。
「麺屋蔵人」さんと言えば… あっ、ここも大人気のお店なんで解説不要だな。
私も社主さまも大好きなラーメン屋さんなのである。
蔵人さんに電話をすると、まだ混ぜそばのテイクアウトは継続中の事だった。
すぐに注文開始。
「まぜそばひとつお願いしま~す。」すると、「並盛りにしますか大盛りにしますか?」
「えっ、大盛りってあるんだ。じゃあ大盛りで(朝からヨーグルトしか食べていないものな。毎朝そうだけど…)。」
「他に餃子や豚飯もテイクアウト出来ますが、いかがなさいますか?」
「えっ、じゃあ豚飯もひとつ(あれ、美味しいんだよな。食べきれなければ夕食に回せばイイや…)。」
「受け取りのお時間は?」「12時15分でお願いしま~す(咄嗟に尖石で合格認定証を受け取ってから蔵人さんに行く時間を計算)。」
大盛りや豚飯追加に対して瞬時に「言い訳」が閃くのは、現在、人間ドック前の節制中だからである。
11時45分少し前にオフィスを発って、尖石に11時57分着。
滞在時間を5~6分と決めて、合格認定証やその他諸々の受け取りを終えた。
勿論、「縄文のビーナス」さまと「仮面の女神」さまという2大国宝土偶さまへのご挨拶(お参り)もしっかりとした。
12時4分に尖石を発って、麺屋蔵人さんの駐車場についたのが12時15分ピッタリ。
しかし我ながら見事な「分刻み」のスケジューリングだな…
麵が伸びないように最短ルートでオフィスに戻ったのが、12時41分。
う~ん、合格認定証と混ぜそばのための「弾丸トリップ」って感じの1時間だったな…
早速、オフィスのデスクで混ぜそばを混ぜ混ぜして味わった。
やっぱりランチは「仕事机」の上で食べるのが一番美味しいな!
混ぜそばを食べながら、尖石で受け取った一式をチェックした。
その中に「2大国宝土偶さま」それぞれの「履歴書風クリアファイル」があった。
こりゃ凄いぞ!
全国の800万人の「土偶さんファン」にとってお宝になるのは間違いないな!
仕事も楽しいけれど、仕事以外も楽しいな…
by『八ヶ岳稿房主』