今日で八ヶ岳滞在は1週間目。11日に天気が崩れたものの霙のような雪で、積雪は大したことはなかった。
相変わらずの「暖冬」で、昨年の秋以降で氷点下10℃を下回ったのは1回しかない。
そんな事どうしてわかるのかと思うかもしれないが、オフィスのウッドデッキに設置した外気温センサーが、氷点下10℃以下になるとNoteくんやGalaxy Watchに通知(アラート)を送る設定にしてある。
今年のオフィス周辺の最低気温は1月2日午前5時のマイナス11.4℃で、アラートが届いたのはこの時だけなのだ。
7時過ぎにオフィスのデスク前のブラインドを開けると、眼下の庭は一面の雪景色。どうやら昨晩の内に雪がかなり降ったようだ。
敷地内がすっぽりと雪に覆われたのは、今回の滞在中で初めて。
ウッドデッキの手摺りに積もった雪は3~4cmといった感じである。
「今年1番の積雪」だな! 枕木テラスに出ると、とても寒かった。
これは、もしかして今年2回目の氷点下10℃以下だろうか?
Noteくんで確認したら、マイナス9.6℃。やっぱり「マイナス10℃の壁」が、年々、厚くなっている事を実感。
2000年に八ヶ岳ライフを始めた頃には、「氷点下20℃近い朝」を何回か経験したのだが、最近はそんな「記録」も「記憶」もない。
もっとも当時は、アナログ型の外気温計を窓の外に貼っての「時代遅れの観測方法」であったので、精度は当てにならない。
4~5年程前からは、IoT化された高精度の各種センサーが1年中敷地内の様子をモニターし、必要とあれば通知、対応(ヒーターの稼働等)をしてくれるようになった。
先行して進めた会社業務のDX化にやや遅れたものの、ここ数年でプライベートにおけるDX化もかなり進んだのである。
使い方に慣れてしまえば、物わかりの悪い面倒な人間を相手にするよりも、AlexaちゃんやGoogle嬢の方を信頼して、IoT機器の運用を委ねてしまった方がはるかに快適だ。
With コロナ(個人的には With 新型ウィルス)時代の特性の一つは「普通に人に会うことがリスク・テイクとなった事」だと、私は考えている。
「元々、これからの時代に自分が向いた性格で良かったな…」なんて思うことが一段と増えてきた。
氷点下10℃手前の敷地内を歩いてみた。
雪はサラサラのパウダースノーで美しいが、やっぱり寒いな…
5分程でオフィスに戻って、朝の珈琲を味わった(今日は「富士見高原ブレンド」)。
外で何かが動く気配を感じて、窓の外を見たら、コナラやブナの枝で野鳥さん達が動き回っているのが見えた。
おやっ、これは「レストランの順番待ち」かな?
すぐに大幅リニューアルした「ティエル」に目を移すと、野鳥さん達が、積もった雪を掻き分けてヒマワリの種を啄んでいた。
正に「窓をあけたらキミがいた」状態。そう「人気店復活」の瞬間であった。
やっぱり雪が積もると、餌に困った野鳥さん達は、我が家のレストランを頼りにしてくれるんだな。
本宅に移って観察するとメイン店舗である「プルミエール」も大繁盛。
両店共に、今冬初めての「満員御礼」である\^^/
「困った時に頼りにされる」というのが、野鳥さんとの関係においては、ちょうど良い立ち位置かもしれないな… そんな風に思えた。
何事も「サラッとした関係」が心地良い。