オミクロン株の爆発的感染拡大や社会情勢、その他諸々の事情を勘案して、昨日(18日)の零時をもって、我が社は2回目の「戒厳令」を発した。
1月3日の「非常事態宣言」発令からわずか2週間程なので、オミちゃんの感染力の強さって本当に凄まじいなと思う。
報道番組のほとんどは「重症化率の低さ(弱毒性)」ばかりを強調しているが、まだ後遺症とかはよくわからないしなぁ~
「臆病で慎重」な私としては、やっぱり八ヶ岳滞在中は「オフィス山籠もり(引き籠もり?)戦術」が一番だという結論に至ったのである。
今週、八ヶ岳界隈で入っていた予定はすべてリスケ。楽しみにしていた予定もあったのだが、まあ仕方ない状況である。
元々、社主さま(家内)は、16日の朝、一足早く、自宅に戻ったので「単独滞在中」である。
戒厳令前から既に「必要最低限の買い出し」以外の行動は控えており、対面での人との会話はもう80時間以上していない。
今年からの3年は「人生100年時代」をエンジョイするために「使えそうな資格取得」にいくつかチャレンジしようと決めた。
その最初の試験が今度の日曜日にあるので「最後の追い込み」を掛けるという意味では、悪くない戒厳令かもしれない。
でも、年末まで超多忙だったので、本格的な試験勉強の開始は、今回の八ヶ岳滞在(1月8日)からとなった。これはさすがに無謀だったかな?
人と一切接しない生活を3日も続けると、何となく感性が研ぎ澄まされてきて、ちょっとした景色とかがやたらと美しく見えたり、感動したりもする。
今日は、私単独での「初めての買い出し日」。
富士見の町に向かう途中では、この時期でも、ほとんど雪のない八ヶ岳に思わず見とれてしまった。
そして、何となくではあるが、私が八ヶ岳が好きな理由が改めてわかったような気がした。
「複峰性(分散)とそのバランスの美」だな…
帰り道では「旧立場川橋梁」を久し振りに写真撮影。
この朽ちた美しき構造物は、私の人生における「反面教師」である。
買い出しから戻って、Dropboxの同期状況を確認したら、昨日Noteくんで撮影した「ウルフムーン(狼月)」の写真がアップロードされていた。
今年最初の「地球から最も遠い満月」である。
昨晩は、この月の美しさに妙に惹かれるものがあり、寒い中、5分以上は「お月見」しただろうか。
従来は、八ヶ岳の朝陽や夕陽が私の「推し」であったのだが、2年程前から「月」の魔力のようなものを感じるようになったのだ。
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これからは「人生100年時代」を前提にライフプランを組むのが当たり前の時代となるだろう。
だとすれば、昨年、還暦を迎えた私は「まだ6合目」。
3人の息子達も、それぞれが家族を持つような時期となり、これからが社主さまとの「最も楽しいライフステージ」の始まりである。
大袈裟ではなく、私はやりたい事や勉強したいことが山のようにある。
時間を無為に過ごすというのは出来ない性格なので、これからも「慌ただしい生活」を好んで送ることになるだろう。
「戒厳令下に山と橋と月を愛でる」か…
うん、たまにはこういう「立ち止まる時間」も悪くないな!