今年初めての八ヶ岳オフィス出社

昨晩の午後9時過ぎに今年初めて、社主さまと八ヶ岳オフィスに出社。今年の仕事始めは、代表取締役権限で7日と決めているので、八ヶ岳本宅とオフィスで1日をノンビリと過ごした。

今日の八ヶ岳は雲ひとつ無い、正に「八ヶ岳ブルー」の空の下、1月とは思えない程、穏やかで優しい1日だった。相変わらず「カメラ一発」で川崎自宅からオフィス周辺をモニターしているが、1月2日にうっすらと積もった雪は、ほぼ解けてなくなっていた。

年末年始を過ごした川崎自宅も快晴続きだったが、今年の出社初日となった八ヶ岳オフィスは雲ひとつ無い。正に「八ヶ岳ブルー」と呼ぶに相応しい1日だった。

1月2日「カメラ一発」で川崎自宅から枕木テラスをモニターした際にはうっすらと雪が積もっていたのだが、昨日(3日)の陽気で初出社前には解けてしまった。
こちらが今日(4日)の枕木テラスの様子。焚き火台の周辺にほんのちょっと残雪があるが、陽射しは八ヶ岳西麓標高1,300メートルの1月とは思えない程に強く暖かい。「地球温暖化」を実感…

メインウッドデッキにも庭にも、意外な程に力強い陽射しが降り注いでいた。昨年の12月頃から、オフィス周辺で会った地元の人達は例外なく「こんなに暖かい(寒くない)八ヶ岳の冬は初めて体験」といった類の言葉を口にした。私も今年で八ヶ岳ライフは19年目を迎えたが、やはりここ数年の温暖化(と言うよりは雪の少なさ)を実感している。今年も「雪掻き無し」で過ごせたら嬉しいな…

積雪に備えてテーブルやチェアを移動してあるメインウッドデッキに雪はほとんど残っていない。財産区林の樹間には1月とは思えない強い陽射しが降り注いでいる。
芝生のお庭にもまったく雪は無し。昨年もこんな感じだったが、かつては12月下旬に降った雪が解けないままに新年を迎えるのが普通だった。

振り返ってみると、昨年の9月~12月は、例年にも増して慌ただしかった。昨年8月下旬から会社本業の講演コースを「4本立て」体制に移行したため、多忙を極めたのである。子供の頃から要領だけは良い私としては異例なのだが、「締め切り厳守」だけで手一杯の状況に陥ってしまった。

9月以降、講演活動合間の八ヶ岳オフィス滞在中も朝から晩まで講演資料作り&アップデートに没頭。ふと気が付けば11月中旬が到来し「中間決算分析」のバトルモードに突入。12月第2週からは講演活動を再開し、2018年最後の講演を12月20日に名古屋で漸く終えた。21日~26日までの6日間が昨年最後の八ヶ岳滞在となったが、滞在初日21日朝の段階で、細々とした案件も含めると アプリのToDoリストには公私合わせてまだ120近い項目が溜まっていたのだ。

12月27日は東京でのお仕事Day&弊社の仕事納め。この段階で八ヶ岳滞在中の頑張りの成果で ToDoの残りは30弱にまで減少。その後は、川崎自宅でプライベート案件を中心にさらに処理を進めた。12月31日の午前10時前に、会社関係の年賀状(兼 会社開業7年目のお礼状)を自宅近くのポストに投函して、遂に ToDoリストは残ゼロに \(^o^)/ あんなに清々しい気分になったのは、ほぼ4ヵ月ぶりだった。

と、こんな「苦闘の時期」を乗り越えた直後に迎えた新年は「爽快」そのもの。正月三が日を久し振りに家内(社主さま)と三人の息子達と一緒に川崎自宅でまったりと過ごした後、八ヶ岳オフィス初出社となった次第である。

私が苦闘した4ヵ月の間に世界経済を取り巻く環境は「乱気流」に突入した感がある。9月以降に講演で訪問した全国各地の銀行からは、クレジット・サイクルの大転換(企業倒産「凪の時代」の終焉)を示唆する様々な情報が寄せられた。日本経済の異次元金融緩和という麻薬で脚色された「優しい時代」は賞味期限切れを迎えつつある。

「今年は間違いなく 荒れるな!」— そんな事を考えながら、八ヶ岳オフィス出社1日目を終えようとしている。さあ、7日の仕事始めから当分の間は、2年毎に実施する「トリグラフ BPR プロジェクト 2019」に着手するぞ!

我がオフィスもセルフビルド完工から昨年末で早丸5年が経過した。この土日は完全休養して、7日の仕事始めからは、オフィスを基地とする「BPRプロジェクト」に着手する。

『銀行業界鳥瞰図』&『稿房通信』共同稿