原村の『エコツーリズムガイド講習会』はナイスだった!—今更ながらで恐縮です<(_ _)>

昨日の体調不良は、抗生物質と喉の炎症止めの薬を飲んで休んでいたら、夕方には回復に向かった。やはり、ちょっと疲れ気味だったようだ。

銀行の分析作業をする気にはならなかったが、何もしないのは性に合わないので、Evernoteとメールの整理をする事にした。川崎自宅でメールの受信・整理に使っているのは Outlookだ。

だらしなく受信したメールが並んでいるのは我慢できない性格なので、仕訳ルールを30種類位作成して、重要なメールはフォルダー別に美しく分類されるようにしてある。

だが、私が意識していない内に、新たに情報配信してくれる相手先がこの仕訳ルールから漏れてしまい、後になって気付く事が稀にあった。そんな事態を回避するためのメール整理は隙間時間にピッタリの作業である。

業務用の会社アドレスについては頻繁にチェックしているので、昨日も問題はなかった。だが、プライベート用(特に趣味関連)アドレスは、随分と放置状態が続いていたように思う。

「その他」扱いのフォルダをチェックしたら、いきなり「原村エコツーリズムガイド通信」というメールが既に5本も配信されていた事に驚いた。今年の1月31日から配信が始まり、最新号の日付は5月16日である。

「あ~あ、久し振りにやっちまったよ。自分の作ったメール仕訳ルールを信じ過ぎているとこうなるんだよな…」— 後悔先に立たずだ。

実は、昨年の11月11日~13日の3日間、私は富士見町の隣村である『原村』が主催する3日間の「エコツーリズムガイド講習会」に参加したのである。

10月下旬に、原村の「たてしな自由農園」に置いてあったパンフレットを見て、すぐに参加申し込みをした。開催日は、銀行の中間決算発表に近く、超多忙な時期だったが、将来の弊社富士見事業(地方創生)のために役立ちそうだなという閃きがあったのだ。

原村のたてしな自由農園で社主さまとお買い物。その際に、沢山置かれたパンフレットの中から「エコツーリズムガイド講習会の参加募集」がいきなり目に飛び込んできた。募集〆切の直前であった。こういうものは、所詮は「縁と閃き」なのだ!

何よりも「講師陣」が豪華であった事に興味を覚えた。実際の講習は、老若男女様々な参加者があり、講義、実習共にとても楽しかった。

講師陣は豪華。特に、山田桂一郎先生は「観光立国と地域の活性化」というシリーズを日経朝刊に寄稿していたので、パンフレットを見た瞬間にピンときた!

講師陣のとても内容の濃い、熱い講義も素晴らしかった(講演をするのが仕事の私が、3日も続けて講義を聴くのは何年振りの事だったろうか?)。

こんな講習会を無料で開催するなんて「原村は器が大きいな」と「小鉢男」である私が、羨ましく感じた程だ。

「インバウンド」が地方創生の重要な役割を担うであろう可能性について、具体的なデータで十分に認識できた。

同時に「インバウンドに過度に依存した地方創生の脆さ」について確信できたのは、私にとって大きな成果だった。

「インバウンドは、所詮は地方創生のための触媒(catalyst)のような存在だろう。」と iPad Proのノートアプリにメモったのを記憶している。

この講習会を受けた後、1月下旬か、3月初旬に開催された「モニターツアー」に参加すれば、私も『原村エコツーリズムガイド証』なるものを受け取れる予定であった。

「森林インストラクターとガーデンコーディネーターにエコツーリズムガイドか… 銀行アナリストの裏の肩書きとして、結構お洒落だな。」なんて悦に入っていたのだが、モニターツアーが講演スケジュールと見事に重なり、夢は叶わなかった。

元々「淡泊な性格」なので、その後、エコーツーリズム講習会の事は見事に忘れていた。そして初回配信から4ヵ月以上も経過して、漸く「エコツーリズム通信」をお送りいただいていた事に気付いたのである。私には珍しく、申し訳ない気持ちで胸がいっぱいになった。

配信された内容を熟読すると、ブログも開設済みとの事⇒(https://mt8guide.hatenablog.com/) これからは、しっかりとチェックしま~す。

既に、いくつかのツアーも稼働し始めているようで本当に嬉しく思う。

是枝監督の「ゴーイング マイ ホーム 『クーナの森』を巡る(https://triglav-research.com/?p=22233)」なんてエコツアー組んでくれないかな。私は絶対に参加するのだが…