【縄文土偶探訪記 Season 2 Vol.15】 苫小牧市美術博物館(北海道)

探訪博物館: 北海道 苫小牧市美術博物館
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/hakubutsukan/
探訪日: 2015年9月1日
探訪目的: 柏原18遺跡出土」土偶さん

役員慰安旅行@北海道は2日目(2015年9月1日)だ。慰安旅行中の2館目の探訪先として選んだのが「苫小牧市美術博物館」。ここも初めての訪問先である。お目当ては柏原18遺跡出土」土偶さんだが、「西洋の鎧」を纏ったようなお姿であり、Webで写真を見つけた時には「どうしてもお目に掛かりたい」と思った。

苫小牧市美術博物館の外観。名前の通り「美術館」と「博物館」が併設されているので、とても立派な建物だ。
土偶さんが展示されているのは2Fの常設展示室。縄文土器の展示も充実。
お目当ての土偶さんは上段中央。ん? この土偶さんも男性じゃないのかな?と胸部を見て感じた…

こちらの博物館は「デジタルミュージアム」が充実。お目当て土偶さんについては『土偶(柏原18遺跡出土) 今から2,500年ほど前の縄文時代晩期の土偶(どぐう)。6つの破片が接合して、もとの形に復元されています。高さは12㎝。 土偶は粘土でつくった人形で、女性を表現したものが多くみられます。子孫繁栄や豊饒祈願といった、祭りや祈りの時に、つかわれたと考えられています。』と記されていた。どうやらやはり「女性」のようだ。

お目当ての土偶さんのアップ写真。何となく「西洋の鎧」を纏っているように感じるのは私だけだろうか? 美しい造形だと思う。

入館料は300円。探訪時間は約35分で無事に探訪完了!

トリグラフ・リサーチ 稿房主
【縄文土偶探訪記】