【縄文土偶探訪記 Season 4 Vol.18】 富山県 『砺波市埋蔵文化財センター』~ JAGUARで行く北陸路

探訪博物館: 富山県 砺波市埋蔵文化財センター
https://www.city.tonami.toyama.jp/section/1427354762.html
探訪日: 2017年4月20日
探訪目的: ほほ笑みの土偶さん

【縄文土偶探訪記(北陸編)」最後の目的地は「砺波市埋蔵文化財センター」。慣れない地なのでナビ任せの移動で、到着したのは午後2時40分。ここも入館料は無料。これで「北陸編」は、全館入館料無料となった。

砺波市埋蔵文化財センターの開業は、2015年4月であり、まだ丸2年が経過したばかりだった。施設は小学校の敷地内にあり、もしかすると小学校施設の一部を改造・転用したのかもしれない。

砺波市埋蔵文化財センターの外観。小学校の敷地内にあり、2015年4月に開業。元は学校の施設の一部であったのかな?「手作り感」満載で、とても好感を抱けるスペースだった。

展示スペース。開放感がある。展示ケースの高さはやや低め。小学生の見学・勉強を意識したのだろうな… 子供の頃から、地元の埋蔵文化財に慣れ親しむ事はとても重要だと思う。

ここは「北陸編」において、他館とは異なる2つの「特殊事情」を帯びる事になる。ひとつは、5館の中で唯一「探訪目的とする土偶さんが明確」であった点だ。それは、2014年に砺波市「徳万頼成遺跡」から出土した「ほほ笑みの土偶」さん。新聞報道等でその存在を知り、どうしてもご対面したかったのである。

ふたつめの事情は、これは探訪後の結果論なのだが「ほほ笑みの土偶」さんの実物は展示されていなかったのだ。そして、他の土偶さんの実物の展示もなかった。【縄文土偶探訪記】は、土偶さんの実物にご対面し、その感動を記す事が基本路線である。レプリカ対面は「不発弾扱い」なのだ。

そんな次第なので、砺波市埋蔵文化財センター探訪記を執筆・配信する事には、正直、躊躇した。が、レプリカ2体の出来映えがあまりにも素晴らしく、かつ、愛らしいので「例外的」に配信する事とした。勿論、この埋文を再度探訪する機会は滅多に無いだろうと思えた点も影響している。

「ほほ笑みの土偶」さんのレプリカ1号。出土状態をそのまま再現したもの。京都の専門業者に製作を依頼したのだそうだ。「弟子入り」しようかな…

「ほほ笑みの土偶」さんのレプリカ2号。本物では欠けている手と足を復元し、つぼを持たせたものだそうだ。愛らしい…

「ほほ笑みの土偶」さんのレプリカ1号と2号が並んだショット。こういう工夫(手足の復元)があるのなら、レプリカ展示も悪くないと思えた。でも、実物はどこに収蔵されているのかな?どうすれば対面が叶うだろうか??

レプリカであろうが、縄文土偶は最良・最高のパワーアイテムであり、見る人を癒し、元気にしてくれる本当に「不思議な存在」だ。

滞在時間は約15分。こうして【縄文土偶探訪記 北陸編】は幕を閉じた。

トリグラフ・リサーチ 稿房主
【縄文土偶探訪記】