【縄文土偶探訪記 Season 4 Vol.2】 長野県『箕輪町郷土博物館』

探訪博物館: 長野県 箕輪町郷土博物館
http://www.town.minowa.nagano.jp/bunka/shogai0009.html

探訪日: 2017年2月4日
探訪目的: 顔面把手付土器 他

『伊那市創造館』探訪を終えた後、かんてんぱぱガーデン、養命酒駒ヶ根工場をお買い物目的で訪問。その後、駒ヶ根ソースカツ丼の元祖「きらくhttp://www.katudon.jp/index.htmlでやや遅いランチを楽しむ。食に対する拘りはほとんど無いのだが、きらくのソースカツ丼には、ちょっと嵌まってしまいそうな予感がした。
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次の目的地は「箕輪町郷土博物館」だ!

話はまったく横道に逸れるが、年末にWOWOWで『BABYMETAL』のライブ映像を視てから、ちょっとではなく「どっぷり」嵌まってしまった。最近、八ヶ岳オフィスの通勤時には、BABYMETALの曲がD4の車内を大音量で満たしているHarman Kardonの音響システムとベビメタの楽曲のフィット感は抜群!

あたたたたた ずっきゅん! わたたたたた どっきゅん!」なんて口ずさみながら、中央道を時速100kmでクルコン巡航走行している。平原綾香に続いてファンクラブに入会しようか… 55歳のオッサンは、この重大決断が出来ずに迷っているのである。

縄文土偶さんは「穏やかな心持ち」で訪れるというのが私的ルールなので、きらくを発つ時に、Playlistをベビメタから、Andre Gagnonにチェンジした。1番のお気に入り曲「Comme au Premier Jour(めぐり逢い)」が流れている時に『箕輪町郷土博物館』に到着。

駐車場にD4を置いて、博物館に向かう途中、小学4~5年生と思われる自転車を手押しした少女とすれ違う際、爽やかに「こんにちわ~」と挨拶される。長野県はどこに行ってもこんな感じだ(家内がいつも感心している)。私の生まれ故郷の千葉や川崎自宅周辺では、こんな経験をした事がほとんど無い(もしあったら、子供を使った新手の宗教勧誘かと身構えてしまうだろう)。「長野の民度の高さ」に私は心酔しているのだ!

とっても良い気分に浸りつつ、博物館前に到着。私がこれまでに訪れた博物館の中では、規模的には最も小さい部類と思われるが、小学生5~6人がこれから入館しようとしているところだった。地域博物館の価値は規模ではない。どれだけ地元住民に親しまれ、愛されているかが重要である。なお、入館料は100円。本当に良心的なプライシングだ。

蓑輪町郷土博物館の外観。新たな探訪対象となった「土偶さん風顔面付縄文式土器」をWeb検索した際に偶然発見した博物館だ。

今回のメインターゲットは、新たに探訪対象に加えた「顔面付土器」である。蓑輪町内の「丸山遺跡」から出土したモノで、お顔は「伊那市創造館」の顔面把手付大深鉢と同じく「つり目」美人さん系である。

こちらも「つり目」美人さん系のお顔が付いた土器だ。胴部には蛇のような紋様がついているのだが、縄文土偶探訪記のルールに従って、土偶さん風のお顔のみ撮影した写真を掲載。

土偶さん達は、事前の電話で「欠片が4~5個あるだけです。」との情報を得ていたので、あまり期待していなかったのだが、実際は「おおっ、結構レア物だぞ!」と思えるのが並んでいる。

展示された「名も無き土偶さん」の内、最大の土偶さん。全身に縄文時代の衣装と思われる紋様が描かれており「お洒落」な土偶さんだ!

一見して、同じ土偶の頭部と胴部と思ったのだが、別の土偶さん達のパーツだった。右側の土偶さんのお顔はユニーク。目と口が真横方向に刻まれ、刺青らしき紋様も描かれている。なんかちょっと「亀」みたいだ…

こちらの土偶さんは、どれが口なのかよくわからない。右耳には「イヤリング」、左頭部上には「髪飾り」らしき装飾が施されている。縄文人は「お洒落」だったのだなぁ~と改めて感心した。

出土した遺跡の名前が記されたプレートが置かれているだけなので、時代等は不明なのだが、個々の土偶さん達に、それぞれのドラマがあったのは間違いない。縄文人は、どんな思いを込めて、土偶さん達を「意図的に壊した」のだろうか? そんな事を考えながらデジカメのシャッターを押し続けた。

それにしても、どの土偶さんもWebで画像検索をかけてヒットした記憶が無い。おそらく本当の意味で「名も無き土偶さん達」の発掘に成功したような気がする。こうして、縄文土偶探訪記 Season 4の初日は「充足感」の中で終幕となった。

さあ次は、南アルプスを眺望できる露天風呂で有名な「みはらしの湯」に向かおう!

トリグラフ・リサーチ 稿房主
縄文土偶探訪記