【縄文土偶探訪記 Final season Vol.2】 横浜市歴史博物館(神奈川県)[再訪]

探訪博物館: 神奈川県 横浜市歴史博物館
http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/ )
探訪日: 2017年7月22日
探訪目的: 筒型土偶さん

7月22日の午前9時20分過ぎ、私は、横浜市港北ニュータウンにある『横浜市歴史博物館』を訪れた。

この博物館は、愛車(社用車)D4の点検整備をお願いしている Jaguar・Land Roverのディーラーさんからほんの数分の距離にあるため、ディーラーさんに所用がある際にふらっと立ち寄る。実は訪問は3回目だ。

土偶さんの展示はほんの数体だが、ちょっとユニークな『筒型土偶さん』が展示されており、それをお目当てとした再訪である。

なぜ、『縄文土偶探訪記』で未配信であったかというと、初回訪問時にはお目当ての土偶さんは開催中の企画展に展示中で写真撮影不可、2回目の訪問時には展示されていなかったのだ。

ディーラーさんとのアポは午前10時、博物館開館が午前9時なので、この時間差を活用しての探訪プランを組んだ。今回は事前にお目当ての土偶さんが常設展示されている事は確認済みである。

市の博物館と言っても、さすがに大都市「横浜市」である。博物館の外観は重厚な雰囲気でちょっと圧倒される。

横浜市歴史博物館の外観。都市型博物館なので周辺はビル。遠景を撮影する事がきないのだが、堂々とした造りで、エントランス周辺だけでも圧倒される。

1Fエントランス左手にある受付で常設展示入館料400円を支払い、2Fの広大な円形常設展示室へと向かう。縄文時代の展示コーナーに直行。土器や地層など様々な展示物がある。

縄文展示コーナーに並ぶ土器。メインの展示物は土偶さんではなく、こちらかな?

土偶さん達はコーナーの端の方に、お目当ての『筒型土偶さん』を中心に計3体が展示されていた。やや控えめなポジショニングである。

筒型土偶さん以外に展示されている2体の土偶さん達。こちらの2体には3回の訪問で常にご対面出来たにで、文字通り常設展示の土偶さんだ。

「やあ久しぶり。やっとあなたの写真が撮れるよ。」と心の中で筒型土偶さんに語り掛け、写真撮影開始。

3回目の探訪で筒型土偶さんをやっと写真撮影出来た。このスッとした感じが良い。
筒型土偶さんのお顔のみをアップで撮影。笑顔である事が確認できた。

全国各地でもの凄い数の土偶さんにご対面してきたため、頭の中には「形態別」データベースが構築出来ている。

筒型土偶さんでは、昨日配信した「東京国立博物館」の4枚目の写真の土偶さんがメジャーだが、やっぱり頂点は、南アル伝承館の円錐型土偶さん  (https://triglav-research.com/?page_id=12662) かな? なんて事を考えた。

お目当ての土偶さんとの再会と写真撮影を終えた後は他の展示コーナーをサラッと見て回った。入館後20分ほどで一通りの見学を終えたので、2F展示室の中央に連絡通路のある「遺跡公園」に向かった。

これまた炎天下を15分ほど散策。スーツ・ネクタイ姿でないので「苦行」と言うほどでないが、やはり暑い。弥生時代の復元住居の中も暑いのだろうなと思って、中に入ってみたら、予想していたよりも「快適」でちょっと驚いた。

遺跡公園内の弥生時代の復元住居群。中に入ってみたら思ったよりも快適な環境で驚いた。要は、あまり暑くなかったのだ…

調温効果は構造がもたらすものか、素材のゆえのだろうか? おそらくその両方なのだろう。

公園散策後は、1F受付脇のミュージアムショップでお買い物。公園内の工房で作った博物館オリジナルの耳飾りと顔面付土器のお顔の部分のレプリカを購入。1箇500円也。

こうして、横浜市歴史博物館リターンマッチ探訪は無事に終了した。