2013年7月20日土曜日。朝からTさんと、当時は某メガバンクの甲府支店に勤務していた次男が助っ人として八ヶ岳に来てくれた。ログ壁立ち上げ作業の再開である。
これに先立つ17日~19日の3日間は、私と家内が先行して八ヶ岳本宅に滞在し、ログ壁立ち上げ作業のための細かい下準備を進めた。
具体的には ①ログ壁1段毎の細かい部材対応表や作業手順書の作成(これは、とてもよく出来ているとログキット販売会社のW社長に後日褒められた)
②ログ壁材上部に緩衝材(防虫や防水、すきま風防止等の効果があるとの事)をタッカー留めする作業
③ログ材接合部のコーキング
④ログ壁材固定用の部材(正方形の木の釘のようなもの)を打ち込む位置のマーキング 等々である。
ログ材の重量は重く、私と家内2人の作業で無理をして事故を起こしては元も子もないので、助っ人の2人を待ち、ひたすら地味な作業を続けたのだ(実際は、2人でブルーベリー狩りや温泉も楽しんでいたのだが…)
ほぼ完璧な下準備の効果もあり、この日の作業は順調に進んだ。重いログ材を男性陣3人で運び、木槌で木の釘(柱)を打ち込んで固定する作業の繰り返しだったが、結局、夕方までに9段目までログ壁を積み上げたところでこの日の作業を終了。
雨が降っても濡れないように、仕掛かり中のオフィスと部材をしっかりとブルーシートで覆って1日の作業を締め括った。
ちなみに、オフィスを覆うブルーシートが風で飛ばないように、空の2リットルのペットボトルに水を入れ重しとして吊す手法を考えついた。100均でカラビナを大量購入し、簡単に取り外しが出来るように工夫したのだが、これもナイスアイデアだとW社長からお褒めの言葉を頂戴した。
ログ壁立ち上げ作業はこれまで「苦行」の連続だったが、薄日がさし始めたのが、振り返ってみると、この日だったように思える。