忘れもしない2013年7月12日午前8時7分、八ヶ岳本宅の枕木駐車場前にログキットを満載した大型Unic車が到着した。
この日はログ材が届く高揚感のためか午前5時過ぎに目覚めた。特にやることもないので、メインウッドデッキに出て、今後の作業ですぐに必要になる小型工具や金具、塗料等の調達状況を改めて確認。
軽い朝食を終えて、準備万端の状態で部材到着を待ち受けていた所に、威風堂々という感じで大型Unic車がご登場。王様を出迎える気分だった。
ログキットの運送業者さんと部材置き場所の打ち合わせをしていたら、ちょうど間が良く、基礎工事業者さんがユンボの撤収のためにやって来た。
手慣れた作業のようで、あっと言う間にトラックにユンボを積んでしまった。「ユンボ君、ありがとう〜。次の現場でも頑張ってね!」と感謝して送り出した。
いよいよUnicを使った積み降ろし作業が始まった。作業工程を考えて部材の配置を決めたのは言うまでもない。
部材の上下を間違えると、工事の手間暇が一気に増すので要注意と、ログキット販売会社の社長さんからアドバイスを受けていた。だが、元々、部材の外部に大きなラベルが貼っており、内容物や上下を間違えないような工夫がなされていた。
事前に受け取っていた搬入材梱包リストに沿ってチェックを進めた。午前9時半過ぎには一通りの搬入作業は無事終了。八ヶ岳本宅の枕木スペースは、ブルシートの上にドッカリと置かれたログキット部材で満杯状態となった。
本格的な作業は、セルフビルドの助っ人をお願いするTさんのご家族が勢揃いする翌13日からとなる。
この日の午後は、明日からの激闘に備え、あまりにもシンプルで最初は冗談かと思った組み立て説明書を何度も何度も見返した。正に、決戦前夜の心境だった。