【縄文土偶探訪記 Season 2 Vol.16】帯広百年記念館 埋蔵文化財センター(北海道)

探訪博物館: 北海道 帯広百年記念館 埋蔵文化財センター
http://www.octv.ne.jp/~hyakunen/maibun.htm
探訪日: 2015年9月1日
探訪目的: 逆T字型の小型土偶さん

役員慰安旅行@北海道2日目(2015年9月1日)に3館目の探訪先として選んだのが帯広百年記念館 埋蔵文化財センターである。ここも初めての訪問だ。

探訪のお目当ては、Web検索中に偶然見つけた小型土偶さんである。逆T字型(凸型)のシンプル形状の土偶さんだが、何故か心惹かれた。

今回の北海道役員慰安旅行は4泊5日だが、縄文土偶探訪は2日目までの3館で打ち止め。7月~8月は講演出張が続き真面目に仕事をし過ぎたので、後半の3日間は土偶さんも忘れて休暇に徹する事とした。おっと忘れてはいけない。「ダイエットと休暇」にである!

帯広百年記念館 埋蔵文化財センターの外観。博物館としての建物ではなく「埋文センター」の中に展示室が設けられているスタイルだ。
職員さんに展示室に案内していただいた。こんな感じに収蔵物がズラッと並べられている。
探訪お目当ての逆T字型(凸字形)のシンプルな小型土偶さん。縄文時代も早期や前期の土偶さんになると、このようなシンプルな造形となる。無駄がなく美しい。
逆T字型小型土偶さんのアップ写真。解説シートに「赤い塗料」が部分的に付着していると書かれていたので。ジックリと眺めたがよくわからなかった。左腕の辺りかな?

こちらの「埋蔵文化財センター」のWebを是非クリックして欲しい(http://www.octv.ne.jp/~hyakunen/maibun.htm)。洗練されたお洒落なWebではないのだが、真面目に考古学の研究に取り組む姿勢が伝わってきて、好感を抱いてしまった。同時に、北海道における縄文文化の奥深さも再確認できる。やはり「北海道・東北も縄文王国」なのだ!

入館料は無料。探訪時間は約15分で探訪完了!

トリグラフ・リサーチ 稿房主
【縄文土偶探訪記】