探訪博物館: 宮城県 仙台市博物館
(https://www.city.sendai.jp/museum/)
探訪日: 2015年4月23日
探訪目的: 「鍛冶沢遺跡出土土偶」 他
東北大学総合学術博物館からタクシーで約10分、午後2時10分過ぎに第2の目的地である「仙台市博物館」に到着。「市」の博物館とは思えない程の立派な施設に驚く。さすがは「伊達62万石」である。
午後の講演は3時半スタートなので、タクシーでの移動時間を考慮しても、この博物館では1時間程、収蔵品の鑑賞を楽しむことが出来る。
土偶さんの収蔵点数は、あまり多くはないが「ユニークなお姿」の2体が展示されている事は事前に確認済み。躊躇することなく「縄文コーナー」を目指す。
お目当ての2体は、白い円柱状の台座の上に展示されているので、すぐにそれとわかった。イヤ~、それにしてもユニークな形状だなぁ… ハート顔土偶さん(右側台座)の頭の上に突き出したものは何なのかな?
左側台座の土偶さんの、頭の上の飾りはお洒落だな。全体的な印象は、宇宙服のような気がするな。
後の壁面に貼り付ける形で展示されている土偶さん達も「胴長・のっぺり顔」であんまり見たことのないタイプだぞ!
なんて、土偶さんばかりウットリと眺めていたら、20分以上が経過していた。いけない、いけない… 折角、伊達62万石の博物館に来たのだから「独眼竜正宗」関連の展示物も、しっかりと鑑賞しなくっちゃ。
30分程、他の展示物を堪能した後、また土偶さんコーナーに戻る。どうも「ハート顔土偶さん」の頭上に伸びる棒状の物が何であるかが気になって仕方ない。明確な答が思い浮かばないまま、名残惜しいがタイムリミット。「仙台市博物館」を後にした。
トリグラフ・リサーチ 稿房主