八ヶ岳 大家さん稼業も忙しい! DIY専門誌『ドゥーパ』の季刊化に思う

決算短信のExcel化もすべて終わったので、今日からは本格的な分析作業の開始である。アナリスト稼業は忙しいな…

ちなみに、八ヶ岳滞在中は、私は「大家さん」稼業も担う事になる。

セルフビルドで作り上げた2棟目のログハウスの所有者は「私個人」であり、我が社から毎月、しっかりとオフィス賃借料を受け取っている。

オフィス建設に要した諸々のコスト(減価償却費)や各種保険料、固定資産税やメインテナンスコスト等は、私の不動産所得の経費として処理。

借主である「我が社」から要望があった場合は、オフィスだけでなく共用使用も認めている本宅も含めて、補修やメインテナンスをすみやかに行う義務があるのだ。
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私は、電気工事等、資格が必要な工事・作業等を除いては、基本的に「DIY派」である。

専門業者に委ねるよりもはるかに低コストで済むし、部品や部材等の交換作業等を通じて得る知見は「宝物」だと考えている。

それに自分で手間暇掛ける事によって、ログハウスやその他構造物に対する「愛着」が一層増すのである。

DIYの楽しみを知ったのは、新百合ヶ丘自宅庭のパーゴラ作りからであり、おそらく1996年頃からだと思う。

当時は、DIYの知識を得るのは主にホームセンター頼みであったが、1997年の秋に、DIY専門誌「ドゥーパ」が創刊されてから状況は一変した。

隔月で発行されるドゥーパ本誌や関連のDIYシリーズムックを読み漁り、どんどん知識や(小細工)の技術を習得していったのだ。

足並みを揃えるように、自己保有の各種電動工具も増加を続け、オフィス地下室にはプロの大工さんが感心するほどの電動工具コレクションが揃っている。

ユンボを使うような大規模作業はさすがに無理だが、木工系の作業なら、基本的には何でもOKだと思う。
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本宅のホビールーム書棚には、ドゥーパの創刊号から最新号までが1冊の欠けもなくズラッと並んでいる。

『ドゥーパ』は、私のDIYの「恩師」とも言える存在だ。1997年11月の創刊号から最新号まで、本宅ホビールームの書棚に1冊も欠ける事なく揃っている。
『ドゥーパ』の関連誌であるDIYシリーズのムックもホビールームにズラッと並ぶ。写真はその一部に過ぎない。

先日、その「ドゥーパ」の最新号がオフィスに届いた。

最新号のテーマは「車中泊バン&キャンパーDIYアイデア130」。

『ドゥーパ』最新号。う~ん、このテーマは私のDIY路線とは違うな…

旬なテーマではあるが、残念ながら私は何の興味もない領域であった。

それでも「DIY派の嗜み」として、一通りサラッと目を通した。

最終ページまで進んで次号のテーマを確認。

「小屋作り大全」か… まあ、ツリーハウス作りの参考に少しはなるかな?

が、衝撃を受けたのはその下に記載された内容だった。

そこには「dopa(ドゥーパ)季刊化のお知らせ」と記されていたのだ。

ドゥーパ、お前もか….

えっ、ドゥーパも遂に隔月刊から季刊になっちゃうの(°0°)

先日、私の愛読誌であった「Land Rover Laboratry(LRL)」誌が廃刊になったばかりである。

隔月刊から季刊への変更というのは、あまり喜べる状況ではない。

確かに、YouTubeのDIY系コンテンツの充実ぶりには目を見張るモノがあり、私も社主さまも、何かDIYしたい事があったら「まずは YouTube」だものな…

DIYは紙の雑誌よりも動画で学ぶ方がわかりやすいし、手っ取り早いのも認めざるを得ない。

「季刊化」の実際の理由は定かではないが、様々な領域で「紙の雑誌媒体離れ」が加速しているのは間違いないだろう。

でもね、季刊化されたとしても「ドゥーパ」、それと「趣味の文具箱」は、やっぱり紙の雑誌でなくちゃ駄目なんだよね!

私は両誌が続く限りは、絶対に応援し続けるぞ!
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お昼前に、ヤマト運輸さんが大中小3個の荷物をオフィスに届けてくれた。

その内、一番小さい袋は丁寧に銀のクッション材に包まれていた。

何かなと思って開いてみたら、一昨日の夕方に注文した本宅玄関ドアのシリンダー錠と合鍵5本が入っていた。

3個届いた荷物の中で、最も小さいのは、本宅玄関ドアの交換用シリンダー錠であった。一昨日の夕方の注文で、合鍵も5個注文したんだが.驚く程に早い納品だな。

本宅ログハウスはカナダ製。ドアや窓等はすべて日本規格ではなく、使用している金具類も海外製だ。

玄関ドアの鍵は、海外のログハウス等で使用される事の多い「TITAN(タイタン)」である。

このシリンダー部分が数日前から不調で動作不良となっていた。

鍵の不具合は防犯上の問題だけでなく、鍵を掛けたのはいいけれど開かなくなったりしたら不便極まりない。

もっとも、本当の意味で頼りになるのは、こういったローテクの鍵ではなく、IoT化されたセキュリティーシステムの方なのだが…

まあそんなわけで、シリンダー部分のみの交換部品と合鍵を注文したのである。

それにしても、あっと言う間に届いたな(°0°)

TITAN適合品はホームセンター等では扱っていないので、ネットで専門店に注文したのだが、その迅速な対応に感心した。

交換部品として取り寄せたのはMTLのシリンダー錠。あっ、逆さまに持ってるな。

午前中の仕事を終え、昼食前に交換作業開始。

今回は、シリンダー部分のみの交換で台座部分は継続利用する予定。

本宅のドア系の金具はすべて「TITAN(タイタン)」。数日前からシリンダー錠の動きが不調になっていた。大家さんは、こういう時は迅速に対応せねばならないのだ!

だが、台座部分は塗装が剥がれかかっており、かなり汚れていたので、ついでに研磨する事にした。

交換作業と調整そのものは簡単だったが、台座部分の塗料落としと研磨に予想以上に時間が掛かったため、作業に30分程を要してしまった。

さあ、シリンダー錠交換の作業開始だ。
こうやって自分で部品交換すると、構造がわかって勉強になるんだよな…
シリンダー錠部分は廃棄するが、台座は継続利用する予定。塗装が剥がれ掛かっているので、この際だから研磨してピカピカにしよう!

だが、シリンダー錠は新品となり、台座もピカピカになったので大満足 (^_^)v 

台座を研磨して、シリンダー錠部分を交換。ついでに受け金具のポジション等も微調整。作業時間は30分。小細工の魔術師は、こういうのは得意なのだ!
左がシリンダー錠交換と台座研磨前、右が交換と研磨後。同じ玄関ドアのシリンダー錠部分とは思えないな…

これ、業者さんを呼んでいたら、ドアノブも含めた全交換になっていたんだろうな…

ついでに鍵受け部分の金具の位置調整もして、本宅玄関ドアの不具合調整は無事に完了\^^/

こんな感じにちょいちょいサササって家の不具合を直せるのも、『ドゥーパ』で学んだ成果だな。

決算分析作業の山籠もり期間は仕事に集中する時間が多いので、ちょっとした気分転換にDIY作業するのがよい気分転換になるんだよね。

そう、アナリスト稼業も忙しいけれど、大家さん稼業も忙しいのだ!