今朝は激しい雨音で午前6時前に目が覚めた。
例年であれば、昨日からの雨は、かなりの積雪になっていたに違いない。
昨晩からは、今度は三男夫婦が八ヶ岳に遊びに来ている。
この雨ではBBQでのお持てなしは、さすがに無理だな…
まあでも、八ヶ岳界隈は「グルメと温泉の宝庫」である。
電車移動の次男夫婦と違って、三男夫婦は自分の車で遊びに来るので、ドライブしながら、温泉、グルメ、道の駅等を巡れば良いのだ。
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昨日も午後4時過ぎに社主さまと「鹿の湯」通い。
露天風呂に浸かってノンビリとくつろいでいると、露天風呂を囲むように積まれている岩の上を動き回る黒い虫のようなモノに気が付いた。
ちょっと見ただけで10匹位はいた。何だ?
顔を近づけてみたらなんと「黒蟻(クロアリ)」だった。
オイオイ、まだ3月だぞ (°0°)
詳しい種類まではわからなかったが、八ヶ岳ライフ24年で、この時期に動き回る複数の蟻を見た記憶はなかった。
温泉入浴中のため、残念ながら写真撮影は出来なかったが、驚きと言うよりも「無気味さ」を感じた。
オフィスに戻った後、ウッドデッキに設置した外気温計の過去1ヵ月と過去1週間の気温推移を確認してみた。
そうか、水曜日(22日)の午後に気温は24℃まで上昇したんだな。
蟻の活動が活発化してもおかしくない気温である。
一方で、日曜日(19日)の朝にはマイナス3.7℃を記録。
わずか3~4日の間で気温の高低差が27.7℃。
「無茶苦茶」としか言いようのない天候だな!
これまで築き上げてきた「八ヶ岳の四季の移ろい」に対する感覚が崩れて行くような気がした。
気になったので、本宅やオフィスで蟻がいそうな場所を確認してみた。
さすがに蟻はいなかったが、「屋久島馬酔木(アセビ)」の開花が始まっている事に驚愕。
実は、我が家の敷地内で毎年、最初に開花するのが「屋久島馬酔木」なのである。
そのため、八ヶ岳滞在中はこの時期、毎日開花状況をチェックするのが習慣となっていた。
昨年の開花確認日は4月16日、一昨年は4月7日との記録が残っていた。
昨年と比較すると3週間程早い開花か…
1年前の3月22日の写真を見たら、D4が鹿の湯の駐車場で雪に覆われていた。
同じ八ヶ岳の写真とは思えないな。
やっぱり今年は、庭仕事を例年よりも2~3週間は早める必要がありそうだ。
そう判断して、鉢植えブルーベリーへ「酸性土」の補充をした。
例年4月になってから行っていたのだが、今年は季節の進み方の早さを考えると、ちょっと出遅れ気味かな?
まあでも、今月になってから珈琲豆のカスを根元に撒いてきたから大丈夫だろう。
ブッドレアの剪定は社主さまが既に終えているので不要だな。
ブッドレアを見て回ると、ホワイトやパープルの株から、どんどん新芽が出始めていた。
これも例年よりかなり早いぞ。
馬酔木にせよブッドレアにせよ「鹿に強い木」は、季節変化への対応も迅速なんだな。
庭の散策を終えてオフィスのドアを開けようとした時に、社主さまお手製のリースが「春バージョン」に変わっている事に気が付いた。
ああっ、本宅の方も変わっているな。
リースの変更も例年より早い気がする。
崩れつつある八ヶ岳の四季の移ろいに対しては、こんな感じに人間の方が合わせていくしかないのだろうな…