ここ1~2年で「細かい事が気になって仕方ない人間化」が加速している。
それに、オフィスのセルフビルド作業で「大きな物を自分の手で作り上げる能力」を使い切ってしまったようだ。細々としたどうでもイイような作業に些細な喜びを感じる自分にハッと気付き、驚く事が増えてきた。
こういうのを「小鉢男」と言うのかな? これまで安易に使ってきた言葉だが、語源等をしっかりと調べておく必要があるなと思い、何も考えずに Googleで「小鉢男」と入力し検索。
えっ (°0°) なんと、当『八ヶ岳稿房』で配信したネタが3番目と4番目に登場したではないか… 本当に驚いた。
『八ヶ岳稿房』はビジネス用のWebサイトではないから、別に問題は無しと思ったが、弊社の顧客は国内外の金融機関である。その代表取締役が「小鉢男」というのは、コーポレートイメージにマイナスとなるかもしれない。
正直「小鉢男」という言葉の響きにとても愛着を覚えるのだが、やっぱりWeb検索で上位ヒットするのはマズい。52秒思案して、今日から「小鉢男」改め「こばち~」と表記する事にした。これなら何のことかわからないだろうし、お茶目で、それでいて何となくアバンギャルドな言葉の響きも楽しむ事が出来る。
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さて、「こばち~」は、先週末の八ヶ岳オフィス滞在中に、野鳥ピンバッジの整理以外にも、色々と細かい作業をして些細な喜びに浸ってきた。そのひとつが「ワイングラスラック」を八ヶ岳本宅キッチンの壁に取り付ける作業だ。
かなり以前から、社主さま(家内)のご要望(命令?)だったのであるが、アルコールを一滴も嗜まない私は、ワイングラスなど、ただ並べておくだけで十分と無視してきた。だが、これ以上放置しておくと「代表取締役解任」という事態が起こり得るので、急遽、隙間時間で対応する事に決めたのである。
「既製品」を購入すれば取り付け簡単で、かつ安いのだが、いざ探してみるとお洒落なモノがない。結局、グラスホルダー部分、棚板、棚板金具と個別に気に入った物を買い集めた。
キッチンの壁が石膏ボードであったため、さらに追加でアンカーを購入する事になったが、前の日曜日(8日)、プレゼン資料作成の隙間時間を有効活用して、無事完成。
ログハウスを作るのに比べたら、本当にどうという事のない作業なのだが、そこには、結構満足している自分がいた。正に「こばち~」だな…