今週は、講演資料を筆頭に〆切り・期限付きの仕事を4件も抱えていたので、月曜日の午後からはオフィスに籠もってずっと仕事三昧だった。唯一の例外は、鹿の湯への往復で、この間、人間と話したのはFaceTimeでの社主さまとの通話と佐川急便ドライバーさんだけだった。4件目の資料ファイルをメールで送り終えたのは午後2時半過ぎ。一息ついたので、コーヒーブレイクとしようと思ったら珈琲豆が切れていた事に気が付いた。
昨年6月から始まった「味覚音痴の珈琲嗜み」は完全に八ヶ岳ライフに定着。毎朝、Walkingマシンで30分、約3,500歩いた後は、朝の珈琲を味わう事から1日が始まるようになった。私が書いた珈琲ネタ(https://triglav-research.com/?p=23508)を読んだ口の悪い知人(友人ではない)の反応は2種類。ひとつは「味の違いなんて(お前には)わからんだろうが…」、もうひとつは「どうせ嵌まって、サイフォンやらなんやら凝って面倒な事になるんじゃないか?」であった。
結果は両方ハズレ。味の違いは、不思議なのだが確かにわかる(好き嫌いがはっきりと出る)。そして、珈琲を淹れるための道具としては、パナソニックの「NC-A56」に惚れ込んでいる。さすが、敬愛するマツコ・デラックス先生の一押し器具だけの事はある。珈琲の温度やメインテナンスのシンプルさなども含め、私好みのポイントが多いのだ。
実は、珈琲豆はブレンドを中心に10数種類を試し、珈琲(マグ)カップも講演出張先での購入分を含めると15種類位は揃えてみた。だが、どちらも意外とすぐに「お気に入り」が決まった。マグカップは、初期の頃に「閃き」で揃えたものが、ほとんど主力として残った。入れ替え戦を実施したが、壁に並ぶ9個の内、7個(皿付きではないので単位は「客」じゃなくて「個」で正しいよね)は、朝の珈琲を楽しむようになって2ヵ月以内に購入したものだ。
豆は、地元富士見町の名店「テーブルランド」さんの「八ヶ岳」「富士見」そして「テーブルランド」の3種類のブレンドが、やっぱり好きだ(まろやかな甘味を感じる)。加えて、東京で人と会う際によく使う「銀座カフェーパウリスタ」の「森のコーヒー」を本当に美味しく感じる。パウリスタさんの方は、豆の購入を定期通販で申し込んであり、森のコーヒーと月毎の「月替わり珈琲」が自宅に届くようになっている。これら、計5種類の珈琲をその日の気分で味わうのが毎日の嗜みなのである。
今朝、キャニスタに残っていた富士見ブレンドを使い切って、残りは八ヶ岳ブレンド2回分程となった。仕事が終わったので、珈琲豆の在庫がゼロになる前に、テーブルランドさんに買い出しに行こうと決めたのだが、木曜日は「出張販売の日」である事を思い出した。Webで確認すると、確かに今日は富士見駅前の「大丸屋」さんでの販売日だった。
3時ちょうどにD4で富士見駅に向かった。お店に着いたのは3時15分過ぎ。3種類のブレンドを200gずつ購入。ふと見ると、珈琲豆の脇に一目で「箸置き」とわかる土偶さんグッズが並んでいた。どれも初めて見るものだった。文具系であれば躊躇なく購入するのだが、さすがに箸置きは… 写真だけ撮影させてもらって、購入は見送りと決定。
珈琲豆を買った後、D4を駐車した駅前のスペースに歩いて戻ると、駅そば(立ち食い蕎麦)のお店が視界に入ってしまった。「あっ、山賊蕎麦食べたい…」。気が付くとチケット販売機の前に立っていた。
お蕎麦を堪能した後は、富士見滞在時の強い味方であるファッションセンター「しまむら」に立ち寄った。八ヶ岳本宅の方で過ごす際の冬用スリッパを購入するためだ。気に入ったのがすぐにあったのでレジに並ぶ。で、ここで驚く。「EdyにSuica、電子マネーが使えるようになってるぞ~」
今年になって初めての「しまむら」だったので、いつから使えるようになったのかよくわからないが、最近である事は間違いない。これで、私のキャッシュレス化はさらに1歩前進する事になる。「鹿の湯」の売店は交通系カードが元々使えるので、あとは、JAと原村のたてしな自由農園、それにJマート富士見店でEdy等が使えるようになれば、もう富士見でも現金を使う事はほとんどなくなるだろう!
オフィスにを戻ってすぐに、珈琲豆の袋を開いてキャニスタに入れ替えた。封を切る際に珈琲豆の香りが、正に匂い立つ。この瞬間もとても好きだ。— 今日の午後は、仕事を忘れてまったりと過ごした。八ヶ岳であれば、こんな日もちょっと楽しい。