【縄文土偶探訪記】 Season 2は、2015年4月から2015年12月までの期間(9ヶ月間)を対象としています。国宝土偶さんと国指定重要文化財土偶さんの大半との対面を終えた稿房主が、全国各地の「名も無き無き土偶さん」達の出会いを求めて巡業した日々を綴ったものです。探訪した博物館、考古博物館の数は延べ31館。縄文土偶熱が(第1期の)ピークを迎えた時期でもありました。夏場までは、稿房通信における情報配信も真面目に行っていたのでですが、その後、会社業務が多忙となったため、年後半の探訪は「お蔵入り」状態のまま、1年半i以上が経過しています。蔵出し作業は、2017年後半に取り組む予定です。Season2で、お目にかかった土偶さん達は、「名も無き」とは言っても、有名な「土偶写真集」に掲載されている土偶さんが多く含まれていますので、土偶ファンの皆さんにはご満足いただけるものと信じています。
【蔵出し作業完了のお知らせ \(^o^)/】
2017年6月24日の「辰馬考古資料館」探訪記の配信をもって、Season 2 後半戦の蔵出し作業は無事に完了致しました。当初は、2017年の後半にノンビリと蔵出し作業を進める目論見だったのですが、いざ文章を書き始めると、探訪時の光景が予想以上にヴィヴィッドに浮かび上がってきて一気に筆が進みました。
私そのものの記憶力には、ここ数年急速な衰えを感じておりますので、Evernoteによる小まめなLifelogの貢献大と感じています。Webで収集した情報を片っ端からクリッピングし、探訪時には写真撮影に加えて、手書き&音声メモを記録。あまり凝った整理・分類はせず、【縄文土偶探訪記】と題したノートブックにひたすら情報をストックしてきました。たまに情報を見直した際にタグ付けを行った程度だったのですが、情報検索機能が優れているので、それで十分でした。
衰えてきた自身の脳の機能を、外部のクラウド型データベースが十二分に補完してくれたと実感しています。川崎自宅書斎のWindowsデスクトップ、八ヶ岳オフィスのWindowsとMacのデスクトップそれぞれ1台、(元)出張のお供のMacBook Air、Xperia Z5、iPad Pro(12.9インチ)、iPad mini4、そして税理士事務所対応要のWindowsノートブックという計8台の端末を会社のEvernoteアカウントに繋いでますが、そのシームレスな情報連携機能には感動を覚えています。
会社の講演では、iPad Proを使ってのペーパーレス・スタイル(お客様ではなく私限定)に移行して、既に1年半近くが経過しましたが、最近は、紙の資料を使うのが煩わしくなってきました。特に、iPad Pro の Apple Pencilの機能(完成度合い)は、もうアートの域に達しており、決算説明会のノートテイキングも、すべて Apple pencilで対応しました。土偶さん探訪直後の記録は、今年に入ってからは Noteshelfですぐにまとめるようにしています。
Proの12.9インチは、プレゼン用には最適なのですが、ノートとしてはやや大き過ぎる(重過ぎる)ので、iPad miniのPro版販売を待ち侘びていたのですが、2017年6月の新製品発表は残念ながらありませんでした。もう、mini Proを待たずに、新たに出た Pro 10.5インチを導入しようかと検討中。「仕事効率化(楽をする)のためにはお金を惜しまない!」というのも弊社の基本方針であります。
このように、【縄文土偶探訪記】そのものは、数千年前、縄文時代の土偶さんを扱ってはいますが、それに係る情報収集・配信については、むしろかなり先進的な手法を用いています。このアンバランス感が「粋」なんです… 【縄文土偶探訪記】は、私のLifehackへの拘りをさらに前進させてくれた。そう感じています!