今日2件目のオンライン講演を終えたのが午後5時過ぎ。
これで今回の八ヶ岳滞在中の仕事は、一通り終わりとなる予定であったのだが、明日の朝一番でちょっとしたリモートミーティングの予定が入った。
別に自宅で対応してもよいのだが、ミーティングを済ませてから、八ヶ岳を撤収する事に決めた。
さあ、鹿の湯に行こうかな。
おっとイケない、積み残しの庭仕事がもうひとつ残っていたな。
実は「我が家の長女」がグレてしまったので、その救出作戦が必要になったのである。
「長女」と言っても「楓5姉妹」の長女である。
私の実際の子供は「息子3人」。
立派に育て上げて、現在では、私共々「納税者」として国家(国庫)に貢献しているのだが、私が子育てしている頃は支援らしきモノなんて、ほぼ皆無だった。
それを今更ながら「国を挙げての子育て支援」だって… 笑えるな。
生産年齢人口の長期推移予測をちょっと勉強すれば「もう遅いよ!」って、すぐにわかるはずだ。
ジタバタしないで「美しく縮む日本」路線を粛々と歩む事が「日本人としての矜持」であると、私は思うのだ。
人間の子育ては終えた私だが、草刈りの最中等に敷地内で見つけた「自生種」の保護と育成には真面目に取り組んでいる。
特に「楓」である。
鹿の食害を奇跡的に免れ、高さ20~30cm程で見つけた自生の楓をこれまで6本、守り育ててきた。
四女は、先日、DIYの師匠Tさんのところに嫁入りしたので、我が家に残ったのは5姉妹。
この内、これまでまったく手間が掛からず、スクスクと育ち、既に樹高が4m近くに達したのが「長女」であった。
だが、この長女が、今回の八ヶ岳滞在中の初日に、幹が大きく曲がっているのに気が付いた(幸い、折れてはいなかった)。
「私には、構ってくれないからグレちゃおう!」と、彼女の声が聞こえたような気がした。
おそらく、私の自宅滞在中に風の強い日があったに違いない。
取り敢えず、ごく普通の園芸用支柱2本を使って仮支え処置をした。
その後、33mm直径の本格派支柱が届いたので、3本支柱方式で救出する予定だったのだが、後回しになっていたのである。
部材はあるので30分もあれば作業は終わるだろう。そう考えて、鹿の湯通いの前に作業を済ませる事にした。
ブルーベリーのお家作りと比較すれば、正に「軽作業」。
ポイントは、なるべく電動工具類を使って、楽をすることだね!
結局、30分も要さずに終わっちゃった。
これで多少強い風が吹いても大丈夫だな!
次回滞在時には「ニセアカシア」と「シュガーメイプル」にも頑丈な支柱を作ってあげよう。
それまで「台風」は来て欲しくないな…
しかし「庭の木々」って本当に可愛いなと思う。
その後は鹿の湯へ。オフィスに戻ったのは午後7時前。
まだまだ明るいな!
今回の八ヶ岳滞在中にホスタさん達の開花に立ち会えるだろうと信じていたのだが、まだ「蕾」の状態ばかりで、結局、ひとつも開花していない。
明日の撤収までに、開花が間に合えば嬉しいのだが…