初孫S君と新百合ヶ丘の自宅で過ごした「楽しい10日間」は昨日で終了。
緊張高まる日中関係を危惧して、次男のお嫁さんと初孫のSちゃんコンビについては、我が家滞在を大幅に延長する事も検討した。
だが、上海の状況等について次男夫婦が情報収集した上で、予定通りに上海に戻ると決定。
「大人の意志決定」であったので、私も社主さまも納得の上で送り出す事にした。
幸いなのか、不幸なのかはよくわからないが、我が家の3人の息子達は、私に似て「慎重で臆病な性格」である。
次男は、今後の日中関係の推移を冷静に評価した上で、事前想定したリスクシナリオが顕在化すれば、すぐにSちゃんコンビを日本に送り返すに違いない。
その点については、私と次男の間で「小鉢男」の不思議な信頼関係が成立しているのである。
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そんなわけで、昨日、午後2時半発のJAL便で上海虹橋空港へと発つ次男家族を社主さまと羽田空港へとおとちゃんで送った。
10日前と異なって、羽田空港は既にクリスマスを迎える雰囲気が漂い始めていた。

チェックインカウンターに移動して、その行列の長さにちょっと違和感を覚えた。

次男家族の搭乗便は、上海航空とのコードシェア便であった。
まさか、中国の人達の日本撤収が始まっているの?
次男に尋ねると「いつもこんなもんだよ。」との事。ああ、そうなんだね…
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次男家族のチェックインが終わるまでの間、第3ターミナル3Fの出発ロビーを歩いて回った。
すると、ビックリする程巨大な「ゴジラ像」が建設中(?)でビックリした。

そのお顔はどう見ても「初代ゴジラ」である。
えっ、羽田にこんなゴジラ像があったっけ??
うるちゃんで検索したら、12月下旬に完成(誕生)予定の世界最大級の「ゴジラ・モニュメント」との事。
やっぱり未完成なんだな…
完成すれば、全長は約40m、高さが約9mの「巨大」さ。
顔の大きさ見れば、そんな感じだよね~
私の見立て通り「初代ゴジラ」がベースであるらしい。
初代ゴジラの体長(身長)は約50mのはずなので、かなり実物(?)に近い、ド迫力のモニュメントである。
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ゴジラ像を見ていたら、不思議なのだが、次男家族を上海に送り出す不安感が薄らいでいった。
日本にはゴジラがいるから大丈夫だよね!
極めて無責任な発想なのだが、我が国から海外へ発つ人々にとって、日本人には勇気を与え、外国人には日本に対する畏怖心を喚起させるように感じた。
ゴジラ君、頑張ってね!
ああっ、キミも「白眼」が大きいから、私や王翦将軍の仲間だね。
王翦将軍の「負ける戦争は絶対にしない!」という基本戦略を我が国の為政者達には見習って欲しいと心底思うな(それでも負ける時は負けるんだが…)。
妙な安堵感に包まれて羽田空港を後にした。
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その後、自宅に一旦戻って、チャイルドシート等を降ろして、そのまま、社主さまを伴い、おとちゃんで八ヶ岳オフィスに出社。
オフィス着は午後5時半前。
八ヶ岳は予想外に寒くなく(暖かい位だ)、12日ぶりの出社となったオフィスの室内温は16.7°だった。

本格的な冬の到来が足踏みをしているな…
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今朝は6時前に目覚めた。気温は2°を割り込んでいたが、枕木テラスの上に置いたバケツの中の水は凍っていなかった。
霜も降っておらず、静かで穏やかな朝。

そう言えば、この秋以降の滞在中にまだ霜が降ったのを見ていないな…
訪れが早そうで早くない「奇妙な冬」である。
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既に、敷地内は広葉樹の落ち葉の絨毯が敷き詰められているのだが、一方で、唐松やナラ系の落葉はこれからが本番のようだ。



例年、鹿除け銀マット巻きや落ち葉ブロワ作戦終了の目安となる「カリンの木」の落葉はこれからである。

でも、カリンの実の落果は始まっているんだよね。

なんか色々な意味で「チグハグな冬」だ。
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まあ何にせよ、今日から八ヶ岳決算分析山籠もり期間の再開である。
自宅滞在中の決算分析作業の進捗状況は、事前の計画に対して110%程度の達成率で順調そのもの。
どんな世の中、どんな冬であろうと、信じた道を粛々と歩むしかないんだよね!
— One Life, Live It !
