新百合ヶ丘の自宅に戻って、今日で3日目。
我が家は、厳密には、我が家の社主さま(家内)は、初孫S君の「緊急来日」を明日に控えて「臨戦態勢」にある。
社主さまは、次男のお嫁さんSちゃんと、連日、頻繁にLINEで遣り取り。
あれが足りない、あの準備がまだだったわ… ってな感じで、いつにも増して慌ただしく動き回っている。
それでも、午後になると、しっかりとテニスに出掛けて行くので、見事なタイムマネジメント・スキルだと感心するね…
今朝からは「てえへんだ… てえへんだ…(大変だって意味の新百合界隈の方言かな?)」が口癖になってきた。
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社主さまとSちゃんの関係を見ていると、TVドラマでとかでよく見る「嫁姑問題(葛藤)」なんてのは、やっぱりちょっと大袈裟なんだろうなと思えてくる。
上海での産前産後のサポートも、Sちゃんの実のお母様と前半後半4週間ずつで、それが当たり前って感じだった。
次男の上海赴任後は、毎年、私を日本に残して上海に10日程滞在し、仕事中の次男を放って、2人で色々と出掛けていたらしい。
まあでも、「同居」となったら、簡単ではないのかもしれないね。
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私達夫婦は「子供達とは同居しない主義」を決めていて、息子達にも宣言している。
それがわかっているので、長男も次男も八ヶ岳の土地は、所謂「スープの冷めない距離」にわざわざ購入したのだ。
三男は、新百合ヶ丘の自宅から徒歩で6~7分の場所に住んでいる。
もっとも、次男の場合は「ちょっと距離の離れたお隣さん(候補)」だけどね!
家族と言えども、そんな「距離感」を置く事が、私的には「お洒落」だと思えるんだ。
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私はと言うと、相変わらずの「マイペース」。
唯一の役割(貢献)は、社主さまがテニスに出掛けている間の「荷物の受け取り」だ。
ベービーベッドにベビーカー、チャイルドシート等の大物から、衣類にオモチャ、おむつ、ミルクと言った赤ちゃん専用の日用品。
我が家滞在中に使用する物と上海に持ち帰る物が入り乱れ、気が付いたら三男が使っていた8畳の部屋が荷物でいっぱいになっていた。
赤ちゃんを受け入れるって、大変なんだなと改めて理解した。
でも、荷物の受け取りなんてのに割く時間は、ほんのわずか。


今日になって、チャイルドシートのおとちゃんへの装着方法の確認とベビーカーのタイヤの空気入れ作業をした程度だ。
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年2回の決算分析山籠もり期間中は、その手順が美しくマニュアル化してあるので、粛々と分析作業を進めるだけである。
オフィスでも自宅でも、同じレベルのIT環境で仕事が出来るような「デュアル・オフィス」化を進めてきたので、特に支障はない。
分析作業以外では、若干の計画変更が生じたが、すべて前倒しで処理する事にした。
10月決算の我が社は、今月は決算処理の月。
これまでは11月第3~4週に対応してきたのだが、今回は顧問税理士の先生に無理をお願いして、昨日、自宅で済ませてしまった。
う~ん、何でもちゃっちゃか終えてしまうのは気持ちがイイね!
齢を重ねれば重ねる程、「先送りは悪(愚)」であると、実感する。
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あまりにもアクティブに動き続ける社主さまを慰労しようと思い、今日はランチに誘うことにした。
前回の八ヶ岳滞在中は、結局、蕎麦を食べなかったので、場所は前回自宅滞在中に新規開拓した「福寿庵(https://triglav-research.com/?p=57075)」さんに決めた。

このお店、八ヶ岳オフィスへの通勤ルートから、ほんのちょっと脇道に入った場所にあるので、本当に便利なのだ。
社主さまは、日替わりランチにも惹かれたようであった。
でも、結局、私と同じように、温かい「かけそば(うどん)」か、冷たい「せいろそば(うどん)」に、ミニ丼等5種類のサイドメニュー、さらには5種類のドリンクが組み合わせ可能な「麺あわせランチコース(税込み1,300円)」をチョイス。


彼女も福寿庵さんがすっかり「お気に入りのお店」になったようだ。
「これから、お昼前のオフィス出社は、中央道SAでの食事はやめて、ここでランチしましょう!」だってさ。
これでデュアル・ライフの楽しみが、またひとつ増えたね。
ランチから戻って1時間もすると、社主さまは、元気にテニスに出掛けて行った。
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さあ、今日は一気に地方銀行19行が中間決算を発表するぞ!
私も違った意味で本格的な「臨戦態勢」に移行した。
初孫S君の緊急来日を前に、私の「幸福の定義」をふと呟いた。
健康で、夫婦仲良く、仕事が楽しい。そして最期は「ぴんころ」さ…
— One Life, Live It !
