「八ヶ岳緊急撤収戦」 美しき紅葉に別れを告げて…

今日は、当初計画とは異なる八ヶ岳撤収日。

決算分析山籠もり期間の前半戦は、通常は3週間程度は八ヶ岳に滞在し、決算分析作業に没頭するのが恒例。

だが、今回は滞在2日目となった10月29日に「緊急事態」が発生。
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年末に帰国する予定であった上海赴任中の次男夫婦と初孫のS君が、年末の予定はそのままに、今週末から「緊急帰国」する事になったのだ。

次男は、日本で数日過ごした後、一旦、上海に戻って、翌週に再び来日。

次男のお嫁さんSちゃんとS君(ダブルSちゃん)は、その間の約10日間を新百合ヶ丘の我が家で過ごすことになったのである。

出産直後の4週間をS君と上海で過ごした社主さま(家内)は、当然ながら大喜び。

今回の八ヶ岳出社が遅れたのは、その準備のためであった。

息子達が独立して、それぞれの部屋3部屋が余っている我が家ではあるが、空き部屋には、赤ちゃん受入のため荷物が続々と到着。

彼女は「臨戦態勢」を整えた上での出社と相成った。
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私は、初孫S君に「おじいちゃん」とは絶対に呼ば(せ)ないという事で、次男夫婦に内諾を得てはいるものの、それ以外については、まったくの「無防備」状態。

緊急帰国の決定に、日に日に緊張感が高まってきた。

私は、仕事(講演)であれば、1日10時間位ならば話し続ける自信はあるのだが、生来は、無口で口下手で、人とのコミニケーションをとるのは苦手である。

初孫との対面はどうしたらいいんだ?

社主さまに「初対面の時、S君にどう挨拶したら印象が良いかな?」と尋ねたら、「馬鹿じゃない。まだ言葉なんてわからないでしょ!」といなされた。

エッ、そうなんだ(°0°)
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そんな緊張の中で迎えた今日の撤収日。

社主さまは、午後から自宅でテニスに出掛けたいとの要望だったので、朝8時過ぎにオフィスを撤収。

本宅では、この冬初めての「水抜き」作業を実施。メタブルー初登板の日となった。

オフィスでは、トイレヒーターのオン・オフ設定の室内気温を再調整。

次回出社までの間に、トイレヒーターが稼働することがあるかもしれない。オン・オフ温度の設定を再調整し、遠隔操作も可能であるかを再チェック。本当に頼もしい味方だね!

ライブカメラネットワークや留守中のお掃除ロボットの設定等々を Google嬢とAlexaちゃんに委ねて、完璧な「冬の撤収戦」の準備が完了した。

2系統計9台のカメラからなるライブカメラネットワークの確認は撤収戦作業の必須項目。うん、外灯の自動点灯もバッチリだね!
仮に熊が出没しても、鉄壁のライブカメラネットワークが、絶対に動体感知して通知してくれると信じている。唯一の死角が、JAさんの灯油給油作業で判明したのは、今回滞在の大きな成果だった。

私は、自然(特に、樹木、水、岩)や縄文時代が大好きだけど、それに負けない位に「AI」や「ロボット」も大好きで、信頼感は人間以上なんだよね…
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オフィスを発ってすぐに「ヨドバシカメラ研修センター」の駐車場に「おとちゃん」を置いて、社主さまと、ほぼ最盛期と思われる素晴らしい「紅葉」を楽しんだ。

オフィスから車で3分も要しないこの場所は、我が家にとっては「鹿の湯」や富士見高原別荘地「ゴミステーション」へ行く際の途上にある。

毎日のように鉢巻道路を往来し、楓の紅葉の変化を楽しんできたのだが、今日が今シーズンの最後となりそうだ。

う~ん、やっぱり「楓」の美しさは、八ヶ岳界隈ではここが一番だと思えるな…

一口に「楓」と言っても、その色合いには微妙な違いがあって、1本1本の木がしっかりと自己主張をしているのが伝わってくるのである。

10分程、敷地内を散策した後、この素晴らしき紅葉に別れを告げた。

今年も楽しませてくれて本当にありがとう。来年もよろしくね!

私は、樹木にも感謝や労りの気持ちが通じると信じている。

さあ、想定外の「新百合ライフ」の開始だ~

— One Life, Live It !

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