「海渡る蝶」との素敵な語らい

今月の第4週からは、新しい講演シリーズのローンチが決まっており、講演の予定がどんどん埋まって行く。

その前週には、社主さまと2泊3日の草津方面の旅、八ヶ岳からの撤収の際には、富士五湖界隈で1泊の予定だ。

勿論、「おとちゃんでのダム巡り」が、温泉や蕎麦と並ぶ目的のひとつ(メインかな?)となっている。

特に「八ッ場ダム」を訪れるのがとっても楽しみだ。
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ふと、そんな旅を考慮すると、ビジネスで実働できる日数は意外と少ないことに気が付いた。

そんなわけで、昨日と今日は仕事に専念することに決めた。

八ヶ岳の2棟のログハウスの内、オフィス棟の方は我が社の「本社」であり、私にとっては「仕事場」である。

まあ、当たり前の事をした2日間であったと言える。

「鹿の湯通い」は、しっかりとしたけどね。
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今日の夕方、鹿の湯通いの前に、敷地内をちょっと散策した。

この時期、野薊(ノアザミ)に加え、白嫁菜秋の麒麟草が、敷地内のそれぞれの領土で、可憐な花を咲かせている。

オフィスと本宅の周辺は「白嫁菜」がいっぱいだ。若芽、若葉、つぼみを揚げ物や天麩羅に利用できる。
秋の麒麟草は、ツリーハウスの建築予定地周辺に群生。若い芽、葉、花は山菜として天婦羅、御浸し、和え物になる。「薬草」でもあるんだ!

どちらも「食べられる野草」なんだよね!

2冊の「食べられる野草図鑑」を片手に敷地内の山野草を観察するようになって、庭の散策の楽しみが一段と増した。
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相変わらず「キノコ」も色々な場所で傘を広げているのだが、こっちは引き続き放っておこうと決めている。

果樹ガーデンの予定エリアでは、このキノコが大量に頭を出し始めていて、ちょっと(°0°)
このキノコはオフィスのウッドデッキ下が生存領域のようだ。雰囲気的にはヤバいキノコだね。
このキノコなんて無気味だな…
何となくこのキノコは食用のような気がするんだけどな。でも、「敷地内のキノコの食用厳禁」が社主さまの方針なのだ。何回も次男で実験しようと思ったのだけどね…

キノコ図鑑を丁寧に見ても、どうしても種類の判別に自信が持てないのだ。
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財産区林との境界線付近では、相変わらずあの「紫色のヤバい奴」が美しい花で私を誘う。

トリカブトの開花期って本当に長いんだよね。「矢毒」として狩猟の際に使えるならば群生域をしっかりと記録しておかなくちゃならないな…

こんな奴、見て楽しむだけだなと考えていたのだが、根は「矢毒」となる事を知った。

食糧危機の時代になって、動物性タンパク質を「狩猟」で確保せねばならない状況が訪れるかもしれないな…

そんな時は、私の「弓道2段」の腕前が試される事になるだろう。

今回の滞在期間中から、従来のエアガンに加えて、久し振りにドローンの操縦技術の向上に時間を割くようにした。

Amazonで「狩猟用の弓」って売っているのかな? あったら買っておこう!

それよりも「狩猟免許」をしっかりと取っておくべきだろうか? 長男か三男と一緒に講習を受けに行こうかな…

これからの時代、「備蓄強化」だけではなく、人間としての「生存能力(戦闘力)」もしっかりと高めなくちゃ駄目だよね。
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敷地内散策の際に、至るところで人懐っこく纏わり付く「蝶」がいた。

観察すると、私に纏わり付いているのではなく、敷地内のブッドレアに群がる蝶であった。

大きめなブッドレア1株に1羽ずつという感じで、同じ種類の蝶が7~8羽は確認できた。

敷地内で確認できた7~8羽のアサギマダラの内、5~6羽は白いブッドレアの周辺を舞っていた。白が人気なのかな?

いくら昆虫に興味がない私でも、この蝶が有名な「海を渡る蝶」、そう「アサギマダラ」である事ぐらいはすぐにわかった。

毎年、9月の終わり頃から我が家に渡ってくる「常連」さんで、警戒心が無いようで、ずっとお気に入りのブッドレアの周辺で舞っているのだ。

特に、オフィスエントランス脇の「白のブッドレア」は人気のようだった。

オフィスエントランス脇の白いブッドレアに留まっているアサギマダラ君は警戒心がないようで近付いてもまったく逃げないんだよね!

私が近付いても逃げるようなことはなく、ノンビリと羽を広げたり閉じたり…

何か私に伝えたいのかな?
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ふと「世の中、ありとあらゆる所で『分断』が生じていて、旅をしていて嫌な感じだよ…」というアサギマダラくんの声が聞こえたような気がした。

すぐに「所詮は、地球というひとつの大きな生命体の中で起こっている『小さなコップの中の些細な争い』で、意味なんてないと思うんだ。」という囁きが続いた。

うん、私も100%同感だよ!

でも、その地球に限界が近付きつつある事が問題なんだよね。

「海を渡る蝶」との素敵な語らいの時間であった…

— One Life, Live It !