個々人が「八ヶ岳ライフ」に望むことは千差万別であろう。
私の場合は、39歳で八ヶ岳本宅を購入した頃から、基本的にはまったく変化していない。
①夏は涼しく ②人間は少なく、そして ③静か である事だ。
この基本的願望の達成に、危機が訪れるのは、例年、この時期である。
最大のリスクは「野放図な開発行為」である事から、1999年に本宅を購入する際に、周辺の開発規制については徹底的にリサーチした。
その上での購入であったのだが、昨今の「八ヶ岳(移住 或いは 第2の拠点建設)ブーム」には、凄まじいものがある。
八ヶ岳界隈をドライブすると、観光客目当てとしか思えない飲食店が続々とオープンしているのを目にする。
まずは、チッと舌打ち。そしてイラッとするのだ。
人口密度の上昇に繋がるし、静けさには明らかにネガティブ材料だからだ。
富士見高原の別荘地に、そんな流れが波及しないことを、心の底から願っている。
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この時期、私と社主さまにとって「最高の過ごし方」は敷地内に籠もって出歩かないことである。
但し、社主さまの場合には、例外的に「テニス」というアクティビティが加わる事になる。
今年は「2棟のログハウスの外壁塗装」という重大ミッションがあるので、今回、八ヶ岳出社以来、今日までの5日間は、粛々と塗装作業を続けて来た。
ログ壁の洗浄を終えた次には、オフィス屋根の洗浄作業に移行。
勿論、洗浄作業を進めながら部材やコーキングの傷みや劣化をチェック。結果、問題はなし\^^/
その後、外壁の必要箇所に、塗装のための下地処理やコーキングを施した。
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一昨日からは、本宅のキシラデコール塗装作業に着手。1日で塗装を終えることが出来た。
塗装面積は社主さま85%、私が15%と言ったところだろうか?
私は、金融誌の原稿書きという仕事を抱えていたので、仕事以外の時間帯に、コーキングや高所の塗装といった役割を主に担うことになった。
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昨日の朝からは、オフィスの外壁塗装に移行。
そのほとんどを、これまた社主さま1人で終えてしまった。
私に残されたのは、オフィスもコーキング作業と壁の高所の塗装のみ。
今日は社主さまは、小淵沢で朝からテニス。
そしてオフィス周辺は薄曇りで、朝から屋外での作業には絶好の環境である。
私は、朝の8時過ぎから積み残しの作業に着手。
オフィス外壁塗装の積み残し作業を終えたのは午前11時過ぎ。
作業漏れ箇所のチェックなど、仕上げは今日の夕方にする事にした。
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昼過ぎにテニスから戻った社主さまと、午後は諏訪でランチ、その後は茅野でお買い物。
午後5時半過ぎから仕上げ作業開始。
キシラデコールの塗装は万全だったが、追加のコーキングが必要な箇所が結構ある事がわかった。
結局、すべての作業が終わったのは6時半過ぎだった。
これにて、The 1st mission in summer 2024 complete !
やっぱり、目標を達成した時の充実感は格別だね 😊
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塗装作業にとって、最大の敵は「雨」である。
この5日間、夜間に雨が降った事はあったが、日中は、今日の曇り空を除けば、ほぼ快晴続き。
最高の作業環境であった。
でも、MVPはやっぱり「社主さま」だな。
2棟のログハウスの壁の内、ほぼ9割は彼女が塗装したように思う。
私が、作業に躊躇するような日中の時間帯でも、黙々と塗装作業をしていた。
さすが、体温を上回るような気温の中でも、平気でテニスするだけの事はあるな。
これまでは「鉄人」と呼んでいたが、もう「超人(嫁)」に改めることにした。
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実は、今回の滞在期間中、私が敷地の外に出たのは、今日の諏訪でのランチが初めてだった。
でも、全然、退屈することは無かったんだよね!
外壁塗装作業以外では、毎朝のブルーベリーの収穫。
日中は木陰で休み、夕方には連日の焚き火。
そんな変わり映えのない日々に、実は「八ヶ岳ライフの真髄」がある事を実感した5日間でもあった。
— One Life, Live It !