自分でも良くない癖だと思うのだが、仕事が面白くて熱中してしまうと、それ以外の事が面倒になる。
先週の土曜日の朝から、そんな状態に嵌まってしまった。
アスリートで言うところの「ゾーン」に入ったような状態である。
そんな状態が、今日で5日目。
この間、食料の買い出しに1回だけ出掛けた以外は、朝から晩までオフィスに籠もって仕事に集中した。
大好きな鹿の湯通いもお休み。
社主さまとの安否確認の会話以外は、人間とは一切、話しをしていない。
まあ、八ヶ岳オフィスの環境だから出来る、ある意味「贅沢」なのかもしれないな…
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我が生業である「調査・分析稼業」というのはゴールが無い。
どこかで線を引かないと「底無し沼」に嵌まってしまう事になる。
だが、人間というのは不思議なもので、ちょっとした切っ掛けで、ふっと肩の力が抜けて、ゾーンから抜け出す事が出来るのだ。
今日もオフィスのデスクで軽い昼食を済ませた後、何と言う事はなくYouTubeを見ていた。
最近、お気に入りの「ダムマニア」の動画なのだが、これが素晴らしく面白かった。
ダムって、本当にお洒落だね!
あるダムの放流シーンの光景を見ていた時に、パリ~ンと身体(心かな)の中で音がして、何となく「憑きもの」が落ちたような気がした。
この感覚は、【縄文土偶探訪記】の切っ掛けとなった、国宝土偶「かっくうちゃん」との偶然の出会い以来である(https://triglav-research.com/?page_id=6868)。
うん、今日の午後は、ちょっと仕事を休もうと、即座に決めた。
その後は、YouTubeでひたすら「ダム」の動画を見続けた。
「縄文道」や「土偶道」に何となく相通ずるものが感じられ「危険な香り」が漂っているな!
3時過ぎになって、さすがにちょっと飽きた。
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今週の後半からは、社主さま(家内)が八ヶ岳に出社する。
それまでに、芝(草)刈りや薪割りの準備をしておかないと、零細企業の代表取締役としては格好が付かないぞ。


そんなわけで、3時半過ぎから草刈りを給油2回分だけする事にした。
時間に余裕があったら、薪割りの準備もしよう。
早速、2台のエンジン草刈機とエンジンチェンソーをメインウッドデッキの作業テーブルに並べた。

さて、何から始めようか?

2台のエンジン草刈機には、芝刈りに向いた接地刈り用の「レッドシャーク」と、雑草刈り・畦草刈りに強い「ブラックシャーク」という専用刃が取り付けてある。

元々は、私と社主さま用に分けて使っていたのだが、昨年、彼女用にハイスペックな電動草刈機を専用機として購入した。
現在は、2台のエンジン草刈機は、共に私の所管なのである。
ちょっと迷ったが、まずはお庭のフラットスペースの芝&雑草刈りから始める事にした。
1回の給油で作業する時間は45分程度。



間に5分程の休憩を挟んで、5時過ぎには作業終了。
約200坪のフラットスペースと三角地スペースの一部の芝&雑草刈りを終える事が出来た。
面積にして800㎡程度だろう。
私にとって2024年最初の芝&草刈りとしては、まずまずの作業効率である。
いや~、仕事とはまったく別の「達成感」だな…
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作業を終えて、枕木テラスに戻ろうとしたら、スズメバチ撃退器「ピンク・ネペンテス 4号機」で、またスズメバチが藻掻いていた。

何で社主さまが誘因液を調合すると、こんなにスズメバチが寄って来るのかな?
本当に不思議だな…
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作業を終えて、オフィスウッドデッキに置いたガーデンベッドで、大好物のサンガリアの「まろやか いちご&ミルク」をグビグビッと飲んだ。

あ~、この嘘臭い味、最高だね。
なんか「こっちの世界」に戻ってきたって気がするな…