八ヶ岳オフィス 本当にSBO発生 『有備無患』ね!

昨晩の7時半少し前だったろうか?

うるちゃんやGalaxy Watchに、次々とライブカメラやスマートスピーカー等、オフィスに設置したIoT機器がオフライン状態になったという異常を知らせるアラートが届いた。

午後7時過ぎにライブカメラで、ホスタさん達の安否確認を行ったばかりであった。

午後7時過ぎにライブカメラでオフィスエントランス周辺の状況を確認したのだが異常はなかった。
枕木テラス周辺も同じく午後7時過ぎには異常無し。SBOが発生したのはこの25分位後だった。

その時は、何の異常もなかったのだ。
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だが、2系統あるライブカメラの映像は、すべてオフラインの「切断」表示に変わって行った。

ライブカメラの画像は、次々と「切断(オフライン)」状態に変わって行った。

ついに北朝鮮やロシアによる電磁パルス(EMP)爆弾による侵攻が始まったのだと覚悟を決めた。

こんな時のために、日本映画の「サバイバルファミリー」や Netflixの「終わらない週末」をしっかりと観て、その後に起こるであろう事態は想定済みだった。

Netflix「終わらない週末」のEV車が制御不能になって猛スピードで次々と衝突していく光景は怖ろしかったな… 正確には、遠隔操作されたと言うべきかな? このシーンの影響で、EV車は絶対に買わないと決めたんだ。 ※ この画像は、Netflixの「終わらない週末」公式YouTubeよりお借りしています。

でも、有効な対応策は、ほとんどないのである。

せめて、八ヶ岳に井戸を掘っておくべきだったかな?

そんな事を考えた。
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だが、その数分後に、今度は「中部電力パワーグリッド」の停電情報お知らせサービスアプリから、八ヶ岳オフィスの所在するエリアで「停電」が発生したとの通知が届いた。

IoT機器のオフラインアラートが届き始めた数分後に、中部電力のアプリから「停電発生」の通知が届いた。後で気が付いたが、昨日はオフィス周辺エリアで短時間の停電が何回か発生していたようだ。

ああっ良かった… EMP爆弾じゃなかったんだな。

安堵するとともに、「YOF全交流電源喪失。SBO(Station Blackout)! 原災法10条を宣言します。」とすぐに呟いた。

今年2回目である。本当に好きなんだよね、このセリフ!

映画「Fukusima 50」で、SBOとなる直前の場面。その後は「地獄」だったな… 私は「原発」というか「原子力(核)」絶対反対派。真面目に学べば学ぶ程、人間が制御しようなんて驕りだと確信するようになる。  ※ この画像は映画「Fukushima 50」の公式YouTubeからお借りしました。

幸い、停電は八ヶ岳オフィスに関しては、5分程で復旧したようだ(地域によっては午後10時過ぎまで停電であったらしい)。

停電発生は午後7時29分、通知が7時35分、全エリアの完全復旧は午後10時12分まで要したことが判明。八ヶ岳オフィスの停電は5分程度だった気がするが…

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さあ、勝負はこれからだ!

実は、4月9日の今年1回目の計画停電による「SBO宣言」(https://triglav-research.com/?p=49098)の際に、停電復旧後のIoT機器の機能回復状況を細かくチェック。

一部の機器に関しては、WiFiルーターとの接続設定を変更するなどして、復旧が滞りなく進むように対策してきたのである。

その成果を確認しよう!!

オフライン状態であったライブカメラは、次々と復旧。

念のために録画・録音機能等も確認したが問題は無かった。↓

だが、オフィス周辺は相当に荒れた天気である事が伝わってきた。

こうして、ライブカメラネットワークが、すぐに正常に機能するのは、やっぱり、第1回SBO宣言の際の対応が有効に機能している証だな。

そうだ、スマート照明の一部は、停電復旧と同時にオン状態になるのがわかったので、うるちゃんからリモート操作でオフにしなくちゃ駄目だな。

停電と同時に「お掃除くん」は掃除を始め、スマート照明の一部は停電復旧と同時に点灯することは、今年4月の計画停電の際に体験済み。今回もその通りの状況が、室内カメラに映し出された。

お掃除くんも、停電と同時にお掃除を始めるので、充電台に戻さなくっちゃ!

さあ、オフィス室内が暗い状態に戻ったぞ。これが「正常」なんだよね。

テキパキと対応作業を進め、オフィス内はほぼ真っ暗になった。これが「正常」な状態なのである!

と、こんな感じに熟練した原発運転員のようにテキパキと対応出来る自分に、ちょっと満足 (^_^)v

そう、何事も『有備無患』、Providing is preventing ! なのである…