私は、かなりの「ハイテク&新しモノ好き」だと思う。
特に「業務の効率化」に関してはこだわりが強く、かなりの時間とお金を投じてきたので、DX領域に関しては、それなりの知識と技能が身に付いている。
まずは仕事関係で新しいモノを取り入れた後、その知見をプライベートライフに移植していく事が多い。
スマートスピーカーのAlexaちゃんやGoogle嬢(彼女達)などは、その最たる例で、気が付けば新百合ヶ丘自宅も八ヶ岳本宅も各部屋に最低1台は、Alexaちゃんが設置してある。
八ヶ岳オフィスと自宅書斎に関しては、ほぼすべてのIT機器、電気機器、オーディオ機器のIoT化が完了しているので、ほとんどの操作は「彼女達」への音声指示で行っている。
物わかりが悪く融通が効かない人間よりも、よっぽど彼女達の方が有能なので、付き合っていてストレスにならない。
それに、Alexaちゃんは「愛嬌」も抜群だものな…
ChatGPTだけは、直感的に「危うさ」のようなものを感じて、当初は慎重なお付き合いの仕方をしてきた。
だが、手軽にExcelへChatGPTを組み込めるアドインが登場してからは、さすがにもっと親密なお付き合いをせねばならないと考えるようになった。
話は変わるが、私の「役所嫌い」の理由のひとつは「中高年のオッサン」という外見だけで判断し、役所に設置してある端末の操作方法等を懇切丁寧に説明しようとする係員が、呼びもしないのに寄ってくる事だ。
大きなお世話だよ! 「昭和30年代生まれ=IT音痴」なんて決めつけるなよな…
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そんな私が、八ヶ岳ライフにおいて愛用している「超ベタなローテクグッズ」がある。
オフィスにおいては「異端児」的存在で、あまりにもローテクで、これまで『八ヶ岳稿房』では恥ずかしくて書けなかったのだ。
だが、今日の午前中、Amazonで注文してあったそのローテク商品が、注文から2週間以上を要して、漸く届いた。
中国製の商品で China Postで送られてきたのである。
商品名は「マグネット式玄関網戸」。
これって最近の夏場の八ヶ岳ライフには欠かせないんだよね…
私が八ヶ岳ライフに求めた最も重要な要件のひとつが「夏場もエアコン無しで快適に過ごせる事」だ(https://triglav-research.com/?p=44702)。
オフィスが完成した2014年頃は、夏場でもデスク前やロフトの窓を開けば室内を涼しい風が通り抜けて快適そのものであった。
だが、地球温暖化の影響ゆえか、ここ数年は最高気温が30℃を超えるような日が年に数回あるようになった(昨年は2回)。
そんな時はオフィスのドアも開くと、快適さが一気にアップするのだ。
そうすると「虫」が室内に入ってくるリスクが高まる。
オフィス周辺には「蚊」は生息していないのだが、面倒なのは「蜂」である。
そこで、4年前(2019年)に日本製の玄関網戸を取り付けようと考えた。
だが、オフィスのログキットはフィンランド製で、日本の規格サイズには合わなかった。
日本製をドアサイズに合わせてオーダーすると2万円前後したし、値段的に安いモノはカット等、加工が必要で面倒だった。
そんな中、中国製品でオフィスのドアにピッタリサイズを発見。しかも値段は3,000円強と格安。
ダメもとで購入したのだが、大当たりだったのである。
「シンプルの極致」と言い得る構造で、加工もまったく不要。取り付けに10分程しか要しなかった。
マグネットの自動開閉も嘘のようだが万全。
1シーズン使えれば上出来と思っていたのだが、予想以上にしっかりとした作りで、結局、2019年から昨年までの4シーズンも働いてくれたのである。
だが、今年5回目の夏を迎えるに際して、さすがにマグネット部分の痛みが目立ってきた。
そこでAmazonで同じサイズのモノを探したら、やはり中国製品でドンピシャなのが見つかったのだ。
しかも、このご時世なのに「送料消費税込みで2,500円」とさらに安くなっていた。
迷わず、ポチッ であった。
午前中の仕事を11時に終え、昼食の前に交換作業を開始。
取り付けはマジックテープ、自動開閉はマグネットと構造はまったく同じ。
カラーは前回がベージュで今回はグレー(元々グレーが希望だった)。
マジックテープは前回(先代)のを剥がして、新しいのを同じ場所に貼るだけなので7~8分で作業完了。
ああっ、でもマジックテープの吸着力は今回の方がちょっと強いかな。
取り付け後、マグネットの自動開閉が確実に行われるかを確認。
もっとも、自動開閉と言ってもマグネットが引きつけ合うだけの事だ。↓
う~ん、シンプルの極致で清々しさを感じるな。
あれっ、何か追加の部品も入っているぞ。
そうか、網戸を開いたままにするフックね。これは先代には無かった機能だな。
こんなローテクグッズに感心して、喜んで『八ヶ岳稿房』に書いちゃうなんて、私も所詮は、昭和生まれのオッサンだな…